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社長の発言を受け「テレビ局が徹底的にやろう」としている? 徳光和夫が吉本報道に持論、ネットもメディア批判

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徳光和夫

 25日放送の『バイキング』(フジテレビ系)に出演した徳光和夫の発言に視聴者からの共感が多く集まっている。

 連日、吉本興業騒動を取り上げている本番組だが、この日も騒動を大がかりに特集。この問題についてMCの坂上忍が徳光に話を振ると、徳光は「僕はこの問題に対してはコメンテーターとしてはふさわしくないかもしれない。あんまり関心がない(笑)」とコメント。さらに、「なんで放送局、あちらこちらで取り上げるんだろうなっていつも思ってたんだけど、事の発端は(吉本興業・岡本昭彦社長の)『在京5社、在阪5社は吉本の株主だから、大丈夫だろう』って、あの発言で『冗談じゃない』って、テレビ局側としましては。これはやっぱり徹底的にやってやろうじゃないかみたいなことになったのかなって。そういう捉え方を僕はやってるんですね」と話していた。

 その後徳光は、吉本興業の大崎洋会長を絶賛していたが、序盤の発言には視聴者から「よく言った!」「テレビの中の人も吉本ばっかの報道に疑問を持ってるんだな」「視聴者みんな徳光さんと同じ意見だと思う」といった共感の声が多く寄せられた。

 「宮迫博之らの闇営業問題が週刊誌によって報じられた後、ワイドナショーのほとんどが吉本問題一色に。特に宮迫と田村亮が20日に行った会見以降はよりその傾向が顕著となり、吉本所属芸人の一挙一動までが報じられる事態に。さらにコメンテーターやゲストこそ違うものの、どの番組も同じような内容の放送をしているため、視聴者からは『いい加減飽きた…』『ほかに放送することないのかな?』『5分くらいで終わる内容をよく毎日何時間もできるな』といった呆れ声が多数聞かれるようになっていた。それだけに、共感の声が多く集まったようです」(芸能ライター)

 24日には『あさチャン!』(TBS系)で夏目三久アナウンサーが、番組で吉本問題に大きな時間を割いたことについて触れ、21日に行われた参院選の投票率が低かったことを引き合いに出した。その上で、「日本の未来を担う子供たちが政治に関心を失っているというのは、大いに私たちの報道の仕方に問題があるとも思っています」と発言。大きな反響を呼んでいた。

 当初はそれぞれの動向に大きな注目が集まっていた吉本問題だが、あまりに過熱しすぎた報道合戦に今や視聴者の関心は薄れているのかもしれない――。

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