◎ダッシャーゴーゴー
○ドリームバレンチノ
▲スプリングサンダー
△グランプリエンゼル
△パドトロワ
△テイエムオオタカ
1年以上も勝ち星のないダッシャーゴーゴーだが、カレンチャン、サンカルロ、ロードカナロアら春の高松宮記念の1〜3着馬がいないここでは最有力とみる。新興勢力の台頭はあるものの、スプリントGIで度々上位入線してきたダッシャーの底力が勝る。手綱を取る横山典騎手も5戦連続の騎乗であり、手の内に入れている今回は是が非でも「結果」が欲しいところ。勝ちにこだわった乗り方をするはずだ。CBC賞を一叩きして状態面は型どおりに良化中。5歳のここまで北海道シリーズへの参戦はなく力の要る洋芝への適性は未知数だが、パワー型のスプリンターであるこの馬が苦にするとは思えない。
相手本線には、3連勝中と波に乗るドリームバレンチノ。前走・函館スプリントSではロードカナロアを寄せつけぬ完勝だったことから、ここでも見逃せない。終いを生かす競馬が板に付いてきており、大きな崩れはないだろう。他では、展開面の助けが必要ながら追い込みに徹した際の末脚が圧巻なスプリングサンダー、夏場が合うのか硬さがとれてフットワークが伸びやかになった印象のパドトロワ、6歳夏を迎えても力に翳りのないグランプリエンゼル、近走好調のテイエムオオタカあたり。
【馬連】流し(5)軸(1)(2)(11)(12)(13)
【3連単】フォーメーション(5)→(12)(13)→(1)(2)(11)(12)(13)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。