猪木は登場するなり持っていたステッキでダジャレを言い始めるなど、自由すぎる言動を見せた。議員時代を振り返り、近況について率直な思いを口にした猪木は「俺、いつからこんなキャラクターになったのかな…」と思わず本音をこぼした。
「先の参院選に出馬せず政界を引退した猪木。不出馬の理由に健康状態や高齢であることを挙げたが、そんな状況に追い打ちをかけるように8月末に妻・田鶴子さんが死去。田鶴子さんは猪木のマネジメントも手掛け現場にも同行していた。今後は、もともと幹部と昵懇(じっこん)だった大手芸能プロのバックアップを受け、本格的にタレント活動に取り組むようだ」(テレビ局関係者)
もともとレスラーの猪木だが、どうやら、芸能界では「アスリート枠」はなく「タレント枠」で扱われるようだ。
「頭の回転も速く、特にトークにもNGはないので、重宝されそう。ギャラは大御所タレント並みの額に設定されているようです」(同)
そして、猪木といえば、あの十八番だ。
「以前から『ダー』の雄たけびで10万円、『闘魂ビンタ』で100万円、引退試合の時に読んだ散文詩『道』を読めば3000万円と言われていますが、どれをやっても盛り上がるのは間違いない。議員時代の年収を上回るのもそう遠くないのでは」(芸能記者)
どんどんテレビやイベントに出て、日本を元気にしてほしいものだ。