波乱含みのハンデ戦で予断を許さない。馬場状態も勝敗を左右するだろう。とりわけ、重ハンデ馬は道悪馬場がより大きな負担になる。こうした点を踏まえて、スマートロビン(ハンデ55キロ)に白羽の矢を立てた。
新馬戦で1番人気(2着)になった厩舎の期待馬が、昨夏を境に充実期に入りここまで(1)(4)(1)(5)着と堅実無比。4着は神戸新聞杯。オルフェーヴル相手にに逃げまくり、0秒9差に粘っている。
そして、5着は前走の日経新春杯。休み明けで26キロ増と重め残りの状態で0秒6差に逃げ粘った内容は、地力強化の証しだろう。1度使われて上積みは大きい。
三四は未知の領域だが、2000メートル〜2600メートルで全4勝を挙げているようにスタミナは筋金入りと判断できる。さらに馬場状態も味方しそう。パンパンの良馬場は望み薄で、この馬の先行力は絶対的な強み。ついに、初重賞制覇を達成する。
相手は、同じ明け4歳馬のギュスターヴクライ。目下、特別2連勝中と飛ぶ鳥を落とす勢い。好勝負必至だ。
◎7スマートロビン
○ギュスターヴクライ
▲6ビートブラック
△2オウケンブルースリ、3マイネルキッツ
☆東京10R「ヒヤシンスステークス」(ダ1600メートル)
新馬→ポインセチア賞を圧倒的な強さで連勝中の大物、キズナの勢いは止まらない。
2勝とも最後にもう一度加速して0秒2差、0秒4差突き放す中身の濃い内容で、1F延長も全く心配無用。蛯名騎手がもう一頭のお手馬、メジャーアスリートを断って乗るほどだから、大いに期待できる。
◎3キズマ
○1メジャーアスリート
▲6フリートストリート
△4メイスンキャプテン、13タイセイスティング
☆東京9R「初音ステークス」(芝1600メートル)
満を持して出走する、ギンザボナンザが今度こそ決める。
ハンデ、出遅れなどで再三チャンスを不意にしてきたが実力を疑う余地はない。コース替わりもプラスになる。多少の出遅れは十分カバーできるからだ。
まして、牝馬限定で定量55キロと条件は最適。勝ってオープン入りを果たす。
◎5ギンザボナンザ
○9ビッグスマイル
▲6チャームポット
△4デリキットピース、7クーデグレイス
☆東京12R「サ4歳上1000万下」(芝1800メートル)
実力は重賞レベルのソウルフルヴォイスに期待。
福島牝馬S3着は伊達ではないし、ここでは大威張りできる。確かに休み明けの不利は否めないが、仕上がりの速い牝馬でいきなりからエンジン全開。チャンスをつかむ。
◎7ソウルフルヴォイス
○5カグニザント
▲13アドマイヤバーラム
△3カルドブレッサ、4コスモバタフライ
☆京都11R「山城ステークス」(芝1200メートル)
太目快勝したタガノラヴキセキが、前走(0秒8差7着)のリベンジ。
前々走昇級戦で2着と好走し、早くもメドを立てているように能力は高い。京都千二はここまで2勝を挙げている、ベストの条件。チャンスは十分だ。
◎4タガノラヴキセキ
○12ツルマルジュピター
▲8ケンブリッジエル
△2アグネスウイッシュ、16ミスクリアモン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。