新馬→東スポ杯2歳Sを圧倒的な強さで連勝、エリート街道を驀進する大器ディープブリランテの勢いは止まらない。
2勝ともメンバー最速の差し脚を爆発させ、0秒8差、0秒5差突き放し子供扱いしているのだから凄い。ここでは性能が違う。
テン良し、中良し、終い良しと三拍子が揃った競馬センスは一流馬の証しでもある。強いて不安材料を探せば、前走比2キロ増の57キロだが能力に影響するとは思えない。
どの角度から見ても、死角は見当たらない以上、逆らえない。
当面の相手は、実績からゴールドシップが有力だが、もう1頭の2勝馬コスモオオゾラが不気味だ。
◎2ディープブリランテ
○3ゴールドシップ
▲9コスモオオゾラ
△4ストローハット、7ジャングルクルーズ
☆東京10R「雲雀ステークス」(芝1400メートル)
ポテンシャルはオープン級の、ミカエルビスティーが決める。
再昇級以降、連続5着に甘んじているが前々走は出遅れ、前走は太め残りが響いたもので敗因は歴然。中1週でキッチリ仕上がったここは、チャンス十分だ。
千四は初めての経験だが、全4勝を挙げるベストの東京コースなら心配無用。差し切りが決まる。
相手は、復調著しいサザンスターディと、上がり馬のサクラゴスペル。
◎13ミカエルビスティー
○15サザンスターディ
▲4サクラゴスペル
△3シルクウェッジ、11ピースピース
☆小倉11R「桜島ステークス」(ダ1700メートル)
素質馬のダートムーアが休み明け2戦目で大爆発する。
新馬戦で1番人気(4着)なったほどだし、現オープンのアルゴリズム、グレープブランデー相手に好勝負(いずれも2着)した実績の持ち主。実力を疑う余地はなく、好走条件の整ったここは大いに期待したい。
◎8ダートムーア
○3クリュギスト
▲1ミッキーバラード
△9メイショウエバモア、13アイファーソング
☆京都11R「京都記念」(芝2200メートル)
昨年の天皇賞(春)馬ヒルノダムールが貫録勝ちを決める。
有馬記念は6着に終わっているが、凱旋門賞(10着)帰りで体調が一息だった。そんな状態でオルフェーヴルに0秒4差と迫ったのは実力の証しだ。
1度使われて上積みは大きい。得意の京都コースに戻り、チャンスは大きく広がった。
◎9ヒルノダムール
○1ダークシャドウ
▲7ウインバリアシオン
△3トレイルブレイザー、4トーセンラー
☆京都10R「飛鳥ステークス」(芝1800メートル)
着実に地力強化の跡を示す、ナムラオウドウをイチ押し。
昇級戦の前々走で0秒1差4着とメドは立てている。前走8着は出遅れが響いたものだし、0秒7差なら巻き返しは十分可能だ。
ここまで2勝を挙げるベストの京都千八だし、互角に出れば差し切れる。
◎1ナムラオウドウ
○2リヴェレンテ
▲10リフトザウイングス
△5シースナイプ、9セイクリッドセブン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。