実際には、現代男性はもっと酷いために、出演するテレビ番組『マッドメン』の中で表現される性差別は、別に不快ではないようだ。
米テレビ番組『マッドメン』で、舞台は1960年代、郊外の住む主婦ベティ・ドレイパーを演じるジャニュアリーは、番組内での古クサイ性差別表現がとても不愉快だとは感じない。というのも、彼女は今に至ってもあまり変化を感じないからだそうだ。
「番組内で描かれている人種や宗教についてのことの方がもっとビックリよ。だって今ではあり得ないことですもの。でも女性に関しては、あまり変わりがないんじゃない。60年代当時は、少なくとも男性は紳士だったようね。蔭口は言っていたかもしれないけど、少なくとも女性にはドアは開けてくれたわ」
ジャニュアリーは、モデルから芸能活動を始めたことで、厳しいファッション界での経験が、数々のハリウッドでの “不合格”通知への覚悟に役立ったと感じているそうだ。
雑誌のインタビューで彼女は、「不合格にされても気にしない、ってことを教えてもらったの」「オーディションや演技で、打ちのめされたことってないわね。それより、将来彼らが間違っていたと証明するように、自分に鞭打ったわ」とコメントした。
ジャニュアリー・ジョーンズ次回作は、ニコラス・ケイジと共演するサスペンス『ザ・ハングリー・ラビット・ジャンプス』。監督は、『バンク・ジョブ』のロジャー・ドナルドソン。公開日は未定。