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橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/13) ゴールデンダリアをイチ押し

 春の東京競馬のフィナーレを飾る「エプソムカップ」(11R・芝1800メートル)は、満を持して出走するゴールデンダリアをイチ押し。

 前走の新潟大賞典で悲願の初重賞制覇を成し遂げた、その内容がまた圧巻。直線でメンバー最速の鬼脚を爆発させると、2着セイクリッドバレーを0秒2差突き放し、子供扱いだ。
 勝ちタイムも1分57秒7と優秀で、奥手の血を一気に開花させた。1800メートル〜2000メートルで全5勝(うち東京3勝)を挙げている中距離の名手でもある。
 素質に体力が追いつき、完成の域に達した今なら重賞連覇のチャンスは限りなく高い。強いて不安材料を探せば、道悪馬場だけだ。
 相手は、特別2連勝中と勢いに乗るストロングリターン。全4勝(東京3勝)を1600メートル以下で挙げているが、1800メートルのラジオNIKKEI賞3着を持ち出すまでもなく、完全に守備範囲。
 血統的なバックボーンもあり、好勝負に持ち込みそう。
◎15ゴールデンダリア
○14ストロングリターン
▲2セイウンワンダー
△3セイクリッドバレー、12トウショウウェイヴ、16サンライズマックス

 東京10R「ジューンステークス」(芝2400メートル)は、過去にこの条件を快勝している格上馬のダイバーシティに白羽の矢を立てた。
 ここが5か月半ぶりの不利は否めないが、デビュー戦を勝っているように比較的仕上がりが速く、しかも実戦型。決して無謀な狙いではない。
 実力が重賞レベルなのは、ラジオNIkkEI賞3着、セントライト記念4着を持ち出すまでもないし、まして自己条件ならアッサリ勝たれて不思議はない。
 ここまで3勝を挙げる、得意の東京で完全復活を果たす。
◎14ダイバーシティ
○11フィニステール
▲2ミッキーミラクル
△5ドリームノクターン、7トウショウデザート、13スリーオリオン

 東京6R(芝1600メートル)は、ダイワアセットで今度こそ。
 その前走は時計差無しの2着と涙を飲んだが、ずっと前が詰まり正味競馬をしたのは最後の200メートルだけだから、内容は負けて強し。
 もともと、共同通信杯で重賞メンバー相手に4着(0秒3差)している格上馬でもある。普通に走ってくれば勝てると確信する。
◎16ダイワアセット
○9シャラントレディ
▲6ミオリチャン
△2サウンドバラッド、8レッドクロス、10エーブチェアマン

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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