−−馬インフルエンザのアオリを受けて、帰厩が1週間遅れた(9月7日)影響はありませんか。
上原師「帰厩する日を昨年より1週間早く設定していたので、影響はなかったですね。牧場の方でも、毎日王冠から始動することを前提に調整してくれていたし、すごくいい状態で戻ってきた」
−−追い切りの感想をお願いします。
上原師「いつものパターン通り、坂路で1本足慣らしをしてからWコースへ。併せた相手が牝馬だから先着は当然のことだが、いい動きでしたよ」
−−あえて点数をつけるとしたら何点やれますか。
上原師「95点。現時点ではこれ以上は望めない状態に仕上がったし、不安な点は何もない。馬も戦闘モードに入っているし、好調時のメジャーに戻っていますよ」
−−レース展開はどう見てますか。
上原師「(コンゴウリキシオーはじめ)前に行く馬がいた方が、レースはしやすい。おあつらえ向きの展開になるんじゃないかな」
−−斤量59kgについては。
上原師「体(前走516kg)のある馬だから、大丈夫でしょう。天皇賞・秋、安田記念は58kgで(計4勝)勝っているわけだしね」
−−秋のローテーションは、昨年同様に天皇賞→マイルCSですか。
上原師「最大の目標は天皇賞で2連覇を達成すること。その後は、白紙の状態です」
−−最後に意気込みをお願いします。
上原師「宝塚記念は(騒音被害により)メジャーのファンの期待を裏切ってしまったが、この秋はメジャー本来の走りを見せられると思います。応援してください」