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毎日王冠 本紙・橋本記者がダイワメジャーの上原師を直撃

 天皇賞・秋の前哨戦「第58回毎日王冠」(GII 芝1800m)はディフェンディングチャンピオン・ダイワメジャーの2連覇が濃厚だ。GI4勝を持ち出すまでもなく、今回のメンバーでは実績、実力とも抜きん出た存在だ。最終追い切りを見届けた上原師も自信満々。美浦黄門こと本紙・橋本千春記者の直撃インタビューを受けて、事実上の勝利宣言が飛び出した。

 −−馬インフルエンザのアオリを受けて、帰厩が1週間遅れた(9月7日)影響はありませんか。
 上原師「帰厩する日を昨年より1週間早く設定していたので、影響はなかったですね。牧場の方でも、毎日王冠から始動することを前提に調整してくれていたし、すごくいい状態で戻ってきた」

 −−追い切りの感想をお願いします。
 上原師「いつものパターン通り、坂路で1本足慣らしをしてからWコースへ。併せた相手が牝馬だから先着は当然のことだが、いい動きでしたよ」

 −−あえて点数をつけるとしたら何点やれますか。
 上原師「95点。現時点ではこれ以上は望めない状態に仕上がったし、不安な点は何もない。馬も戦闘モードに入っているし、好調時のメジャーに戻っていますよ」

 −−レース展開はどう見てますか。
 上原師「(コンゴウリキシオーはじめ)前に行く馬がいた方が、レースはしやすい。おあつらえ向きの展開になるんじゃないかな」

 −−斤量59kgについては。
 上原師「体(前走516kg)のある馬だから、大丈夫でしょう。天皇賞・秋、安田記念は58kgで(計4勝)勝っているわけだしね」

 −−秋のローテーションは、昨年同様に天皇賞→マイルCSですか。
 上原師「最大の目標は天皇賞で2連覇を達成すること。その後は、白紙の状態です」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 上原師「宝塚記念は(騒音被害により)メジャーのファンの期待を裏切ってしまったが、この秋はメジャー本来の走りを見せられると思います。応援してください」

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