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グラドル直撃インタビュー 中川美樹

 「ミスマガジン2008」(主催・講談社)で「ミスヤングマガジン賞」を受賞した現役女子大生グラドル、中川美樹(20)の新作DVD「覗恋〜しれん〜」(リバプール)が先ごろリリースされた。20歳になったばかりの彼女を直撃だッ!

 −−誕生日の2月23日に発売されました。
 「ファースト写真集の『コットンタッチ』(辰巳出版)と同時発売。この2つに、私の20歳のすべてが詰まってます」

 −−DVDの内容は?
 「タイトル通り私生活をのぞかれるんです、カメラが彼氏って設定で。私生活といっても、ありのままの私とあり得ない私の2パターンあるんです」

 −−あり得ない私って、例えば?
 「かわいい超ミニスカートで、ボロボロのバスに乗り込んだりとか。雨で床がドロドロで大変だったけど、楽しかったな」

 −−車内で撮影したんだ。
 「はい。生まれて初めて屋根にも上りました。無表情のままカッコつけてスカートをバッと投げ捨てたときは『やったー、私の時代が来た』って思いました」

 −−私の時代…!?
 「去年の11月末に沖縄でロケしたんですけど、寒いし冬っぽいし。そしたらプロデューサーが『じゃあ屋根に上ろうか』って…本当にがんばったんですよ(笑)。弁慶の泣き所をぶつけたり」

 −−寒いのに大変でしたね。
 「ロケ中、太陽を一度も見てないんですよ! でものぞき見には最適かも(笑)」

 −−印象に残るシーンは?
 「海辺の撮影シーン。ロケしてたら学校サボった不良(?)中学生たちがサンピン茶を飲みながら寄ってきて(笑)。別れ際『お前のこと忘れないよ』なんてこと言うんですよ、ボンタンはいてるくせに(笑)。そんな中学生、今どき見かけないでしょう? こっちこそ忘れられないですよ(笑)」

 −−それは災難でしたね。
 「もっとスゴいロケがありました。那覇市内の繁華街を水着姿で歩くシーン。大通りの交差点でいきなりバスローブを脱いで、向こう側に渡るんです。近くを歩いている人が、みんな『エッ』って顔して(笑)」

 −−そりゃ驚きますよ。
 「向こう側に渡っても信号が青になったら、またバスローブを脱いで水着姿で戻ってこなきゃいけなくて。しかも、そこに修学旅行生の一団がいて、みんな『オーッ!』とか歓声を上げて写メ撮ってました」

 −−それはまた大変な。
 「お年寄りから『寒いのに大変ね』って励まされたときのほうが、よっぽど泣きそうになりましたけど」

 −−海に街角。山には行ったの?
 「もちろん(笑)。森の中に長い階段があって、そこを『全力坂』みたいに、ひたすら走らされました。何者かに追われて最後に『なんだ彼氏か』ってオチ。3、4回走らされたかな? マジな表情が見ものです」

 −−なぜ真剣な顔になったの?
 「そこ、よく大きな虫が出るってウワサで、すごく怖かったんです。昆虫ってホント許せないんですよ、私。虫よけスプレーがお守り代わり。幸い遭遇することはなかったですが。ただ、イナゴとか料理した虫なら食べられますけどね、長野出身なので」

 −−もっとスゴい映像は?
 「これは私も発売直前まで知らなかったんですが、デビュー前に『ミスマガジン』のオーディションを受けたときの“お蔵出し”映像が特典で入っているそうです。繁華街のシーンより、こっちのほうが最高(笑)」

 −−「ミスヤンマガ」受賞後、環境は変わりました?
 「新宿とか普通に歩いてるんですが、誰にも気付かれないんですよ。学校は女子大なんですが、見ず知らずの後輩からサインを求められたことがあります(笑)。あと、いつもブログに長文の書き込みをしてくださるファンの方がいらして。友達によると、そっちの書き込みのほうが私のブログより面白いって(笑)」

 −−イベントやりますね。
 「2月28日(土)午後6時から、ソフマップ秋葉原アミューズメント館の8Fイベントスペース。20歳になった私を見てって感じです。以前にイベントでお客さんが一人もいなくて、エッ! と驚いたら夢でハッと飛び起きました(笑)。正夢にならないよう、絶対に来てくださいね」

 −−最後に一言。
 「グラビアだけでなく演技もトークも磨いていきたいですね、難しいことですが。目標は、目指せ『さんま御殿』です(笑)」

<プロフィール>
なかがわ みき 
1989年2月23日生まれ。長野県出身。T158、B76W60H82。A型。趣味=写真、ゲーム、カラオケ。特技=ピアノ、少林寺、ボーリング。

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