小林が25年以上にわたり仕事上で強力なタッグを組んでいた個人事務所の女性社長と専務を解任した。
「女社長は“幸子命”で独身を貫いてきたため、一時期は『公私ともにパートナーなのでは』とウワサがあったぐらい」(音楽関係者)というが、騒動の発端は昨年、幸子と結婚した医療会社社長の夫があれこれ幸子のマネジメントに口を出し、元社長と対立したというからかなり根深く、両者はメディアを通じて“舌戦”を繰り広げた。
「元社長サイドには芸能界の大物がついているため、幸子の言動は筒抜け。幸子が元社長と元専務に支払った和解金および慰労金の金額や、知人に送ったメールの内容までダダ漏れ。元社長は一部スポーツ紙で、幸子は夕刊紙や週刊誌でそれぞれの言い分を述べたが、主張は平行線をたどり、幸子が直接会っての謝罪を断固拒否しているためいまだに騒動は解決していない」(同)
騒動を機に、幸子は大手レコード会社を離れ新レーベルを立ち上げたが、同レーベルから10月に発売した新曲「茨の木」の初週売り上げは1890枚。セールスが低調だったこともあり、昨年まで33年連続出場し、ここ数年は豪華衣装が風物詩となっていたおおみそかのNHK・紅白歌合戦に落選した。
「NHKは騒動とは無関係であることを強調しているが、元社長のバックにいる大物は紅白の歌手選考に絶大な影響力を持つだけに、幸子が出場できるはずがなかった。つまり、幸子は社長に直接謝罪して紅白に出るよりも、紅白を棒に振ってでも謝罪しない方をとった」(芸能記者)
それでも、バラエティー番組では騒動をネタにした替え歌を披露したり、一部報道によると、紅白用に製作費1億円をかけた豪華衣装を用意していたというが、来年の50周年はどんな年になるのだろうか?
「製作した衣装をひっさげて各地でコンサートを行えば黙っていても客は入る。おまけに、ここ数年紅白に出ていない、かつて豪華衣装対決を繰り広げた美川憲一とコラボすればかなりの大会場も埋まるだろう。ただ、美川と同じで、1回紅白から外れると再び入るのはよほど強力なプッシュがないと厳しい」(同)
このままだと、メモリアルイヤーの紅白出場は難しそうだ。