さて、今週は「第24回埼玉新聞栄冠賞(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれます。勝ち馬には浦和記念への優先出走権が与えられるステップレースで、古豪、新鋭が凌ぎを削る注目の一戦です。
本命は、今夏に中央から移籍してきた新鋭・ユーロビート。中央時代は一時OPクラスまでいった馬で、移籍後はオーガスト賞(A2B1)を快勝すると、続く東京記念(SII)では南関東の雄・サミットストーンとの一騎打ちを制し初重賞制覇。あっさりと重賞を勝つあたり、ポテンシャルの高さはもちろんながら環境への適応能力も高いということでしょう。不安があるとすれば2000m以下の距離では勝ち星がないことや、馬格があり機敏に動けるタイプではないので小回りコースがどうかというところですが、陣営も承知のうえでの出走ですからそれだけ本馬の力を評価しているということでしょう。今回が移籍3戦目で状態はさらに上向いており、自身の名の通り、ユーロビートに乗ったようなリズムの良い走りで重賞連勝を果たすことでしょう。
対抗はイケメンで目のぱっちり具合が平岡祐太似のガンマーバーストです。今年は未だ未勝利ですが、マイルは若干短かった印象。昨年当レースを5馬身差の圧勝で飾っているように、道中脚を溜められる1900mに変わるのはプラス。完調とまではいかないものの状態は上がって来ており、得意の距離で一変を期待します。
▲はカキツバタロイヤル。当レースは前身の埼玉栄冠賞時代を含め3年連続複勝圏に入っており、相性抜群のレース。8歳ではありますが、前走の内容からもまだまだその力は健在で、休み明けを一叩きされ前走以上のデキで4年連続複勝圏内を目指します。
◎(6)ユーロビート
○(8)ガンマーバースト
▲(5)カキツバタロイヤル
買い目
【馬単】3点
(6)→(5)(8)
(8)→(6)
【3連単】1点
(6)→(8)→(5)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。