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ファンタジーS(JpnIII、京都芝1400メートル、9日) 本紙・谷口 ワイドサファイアに名牝の予感

 後世100年は語り継がれるであろう、歴史に残る名勝負になった天皇賞。アンチ・ウオッカ、アンチ・ダイワスカーレットの記者も、両馬の一挙手一投足に釘付け。鳥肌が立つほどだった。

 勝利の女神がほほ笑んだ角居厩舎のスタッフは、何事もなかったかのように週初めから黙々と仕事をこなしている。次の戦いに改めて気を引き締めているかのようだ。敗れたスカーレット陣営は、報道陣に沈黙するばかりだった。わずか2センチの天国と地獄。勝負の非情さを思い知らされた。
 そんな女帝対決の興奮さめやらぬうちに行われるのが2歳牝馬の登竜門、ファンタジーS。勝ち馬からは1998年のプリモディーネから、2002年ピースオブワールド、03年スイープトウショウ、04年ラインクラフト、06年アストンマーチャンと5頭のGIウイナーが誕生している。今年、それに続きそうなのがワイドサファイアだ。
 デビュー前から鞍上の福永騎手が、「日本、いや世界を目指せるシーザリオ級の器」と惚れ込んでいたほど。そのデビュー戦の内容が秀逸。セレクトセールで7000万円の高値をつけたワールドロレックスを上がり3F34秒3の切れ味で並ぶ間もなく差し切り、2馬身1/2差の完勝劇を演じてみせた。
 ワールドの手綱を取った浜中騎手が「祐一さんが『無事に返し馬ができたことで、きょうのオレの仕事は終わり』と言っていましたが、その通りすごいギアチェンジでしたよ」と舌を巻いていたほど、圧倒的なパフォーマンスだった。その末脚はウオッカ、ダイワスカーレットのデビュー戦を凌がしていたといっても過言ではないだろう。
 「パドックではおとなしかったが、一瞬でスイッチが入るタイプ。テンションが上がらないように、この中間も休み休み調整してきたが、1回使ってガス抜きはできたと思う。まだ内蔵面が弱く強いケイコはできないが、競馬センスは見ての通り。無事、ゲートインできさえれば、結果はついてくる」とは、担当の上村助手。早くも次の女帝候補といわれるこの馬から勝負だ。

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