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菊花賞(JpnI、京都芝3000メートル、25日) アベコーの気になる推奨馬は!?

 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。「菊花賞」が一番好きだという人がいます。3歳クラシックの最後で「強い馬だけが勝つ」といわれ続けてきた一戦。ダービーは華やかさがあり、菊花賞は荘厳さ。3000メートルの重みが感じられます。

 かつて、花の(昭和)47年組といわれた1972年。菊花賞を制したのはイシノヒカルでした。発走前の本馬場で、まったく動こうとしない頑固さ、ある種のずぶとさを持った性格の馬でした。菊花賞はこういったシンの強い馬が活躍してきたような気もしますが、あれから40年近く…。傾向も様変わりしてきているように思います。
 ダービーを独走した馬が出走してこない今年。連日調教を重ねているのになぜ? 快走を期待していたファンの方の悔しい思いが伝わってきます。

 さて、今年の最大のポイントは、典型的な逃げ馬が不在。おそらくリーチザクラウンが押し出されるように主導権を取り、超スローペース。昨年の菊花賞は前半5F通過が58秒8の緩みないペース。それでも、ラスト3Fが35秒3。前半緩みない流れで、中盤がスロー。後半がまた速くなる形。このパターンが菊花賞型です。ところが今年は前半からスローになりそうな雲行き。前で経済コースをロスなく走り切った馬に勝利の女神がほほ笑みそうです。

 そこで、◎はスリーロールス。引き当てた1枠1番は前走の野分特別で独走したときと同じ馬番。その野分特別が驚がくの内容でした。2番手から直線先頭に立ち横綱相撲。芝1800メートルを1分45秒0。ラスト3Fが余力を残して33秒6は破格の切れ味です。
 ちなみに同距離のローズSを1分44秒7のレコードで優勝したブロードストリートはラストが34秒2。また、準オープンの西宮S1着のナムラクレセント(後に毎日王冠4着)が同じ設定で、1分44秒8でラスト34秒4。このときクビ差2着だったスマートギア(後に京都大賞典2着)がラスト33秒8。スリーロールスはこれらを上回る速さを記録しています。
 「腰がパンとしてトモにも筋肉がついた。すごい成長」と色めくスタッフ。今回も前走同様に2番手追走。そして経済コース。血統的な背景も文句なし。出番です。

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