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元キャバクラ嬢タケウチレイの「レイは見た! キャバクラ嬢の裏の顔(20)〜源氏名のヒミツ〜」

 こんにちは、西田ひよりの「レイは見た! キャバクラ嬢の裏の顔」へようこそ! 芸能人や私たちライターは普段、本名とは別の名前“芸名”や“ペンネーム”で活動しています。同様に、夜のお仕事をされている皆さんも“源氏名”を名乗っていますよね。

 基本的に源氏名は、既にいるホステスと名前が被らなければ自分の考えた好きな名前を名乗ることができます。「なんだか売上が上がらない名前だな」と感じれば、その日からでも変えることができるのです。

 しかし、源氏名の中にも“つけてはいけない”名前があるのをご存知ですか? 私が最初に入店したお店では、なんと経費削減のために名刺の使いまわしをしていました。たとえば“ひよりちゃん”というホステスが辞めてしまうと、お店には“ひよりちゃん”の名刺が残ってしまうわけです。

 たった一枚の名刺でも経費です。ただでさえ入れ替わりの激しい水商売ですから、新人が入ったとしてもいつそのホステスが飛んでしまうか誰にもわからないのです(飛ぶ=消える、辞めるという意味)。

 当時お店には、“あき”“ナナコ”“みづほ”という3種類の名刺が残されていました。私は、その中でも枚数がたくさん残っている“あき”という名刺を手に取りました。

 すると、「あーあ、お前のホステス人生は短いな…」と部長が一言。こちらは、この3種類の中から選べと言われたから選んだだけですよ?

 部長は続けてこう言いました。「この店に、あきっていう名前はダメなんだよー。みんなお客様が“あき”て来なくなるし、ホステスもこの仕事に“あき”ちゃってすぐ辞めるんだよなー」

 そんなジンクスあるなら早く言ってよ! と思いましたね。結局、私は“まき”という名前にしたい! と言って、新しい名刺を作ってもらうようお願いをしました。

 部長も、「まぁ、いいよ」と了解。後日出来あがった名刺はというと…。“○○○”という私の本名がっ!! はっきりと印刷されているではありませんか。

 一番上の名刺だけいたずらで、とかではなく。ええ、それはもう100枚全部“○○○”ですよ。なんでも、名刺発注の際に私が決めた源氏名を忘れてしまい、「ま、いっか」と思って本名で発注したとか。

 本名だからといって特にトラブルもありませんでしたが、それ以来、他店に行っても何故か最終的には皆さんから本名で呼ばれる始末…。ホステス人生の中で、源氏名で呼ばれることがほとんどなかった私ですが、どなたか私みたいな人、いませんか?

 そして、“あき”以外のタブーな名前、是非教えてください。そして最後に、人気ホステスの“あき”さんがいらしたら、すみません。

ライター:西田ひより(竹内レイから改名)
1986年生まれ 愛知県在住
元キャバクラ嬢の経験を生かした恋愛テクニックが得意
http://ameblo.jp/rei-takeuchi/

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