俳優仲間からの依頼や、一般の意見など多くの人たちから大統領になってもらいたい人物のランキングに必ず顔を出すジョージだが、本人には全くその気がないという。
2004年、ケンタッキー州選出の下院議員選挙で、共和党候補のジェフリー・デイヴィスに僅差で敗れている、元TVキャスターで民主党候補だった父ニック・クルーニー氏は、息子ジョージが“偉大な公僕”になり得ると考えて、気が変わって是が非でも考え直してほしいという。
「ジョージが大統領選選挙に出馬するのか、どうかさえも知らないよ」とFMラジオ局RTEラジオ1の『ジョン・マーレイ・ショー』に出演したニック氏は、「ケンタッキーでの私の選挙では、私の側近として、見たことを彼は気に入らなかったんじゃあないかな」「彼は、歩み寄りは得手だけど、政治に関しての妥協は簡単に出来るとは思わないね」「私の勘では、ジョージは選挙になんか出馬しないだろうし、彼が素晴らしい公務員になれそうだなんて、私だけの高望みだと思うよ」
実際にジョージは、以前にこの問題に触れて、過去のドラッグ使用癖や数々の女性問題を例に出して、とても自分はそのような要職に従事できる道徳的な人間ではないと語っていた。