search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 【週刊テレビ時評】やっぱり疫病神? オダジョー出演のNHK大河ドラマ「八重の桜」視聴率が急落

【週刊テレビ時評】やっぱり疫病神? オダジョー出演のNHK大河ドラマ「八重の桜」視聴率が急落

 やっぱり、この男が出ると、視聴率が下がってしまうのか? NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)の視聴率が急落してしまった。

 低迷が続いていた同ドラマだが、ここのところ、持ち直す気配を見せ、第28話(7月14日)では16.6%(数字は以下、すべて関東地区)をマーク。第7話(2月17日)に続く水準に戻していた。

 会津戦争も終わり、時代も明治となった第30話(7月28日)の番組冒頭は、後に主役の八重の再婚相手となる新島襄(じょう)役のオダギリジョーの出演シーンから始まったが、同放送の視聴率は12.6%まで落ち込んだ。

 これは、第10話(3月10日)と並ぶ過去ワースト2位タイで、ワーストとなった第14話(4月7日)の11.7%以来の悪い数字となった。裏ではフジテレビ系で男子サッカー「EAFF東アジアカップ2013 日本×韓国」(午後7時55分〜10時4分)が放送され、17.8%を獲った影響を考慮しても、悪すぎ。

 すべてが、オダジョーの責任とはいわないが、主演した昨年4月期の「家族のうた」(フジテレビ系)では、平均視聴率3.9%で、第8話で打ち切りとなる低視聴率を記録しているだけに、先行きに不安が残る。

 逆にサッカー中継の影響を全く受けなかったのが、TBS系「半沢直樹」(堺雅人主演/日曜日午後9時〜)。前週は参院選の特番のため、休止されたが、15分拡大の第3話(7月28日)は22.9%をマーク。この数字は、4月期の「ガリレオ」(フジテレビ系/福山雅治主演)初回(4月15日)、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(月〜土曜日午前8時〜/能年玲奈主演)第78話(6月29日)の22.6%を抜いて、今年放送されたドラマでトップとなった。初回(7月7日)=19.4%、第2話(14日)=21.8%と、ジリジリ上げている。

 一方、初回で高視聴率を挙げたドラマの急落ぶりが目立っている。フジテレビ系「SUMMER NUDE」(山下智久主演/月曜日午後9時〜)は、初回(8日)=17.4%から、第2話(15日)=12.8%、第3話(22日)=10.8%。フジテレビ系「ショムニ2013」(江角マキコ主演/水曜日午後10時〜)は、初回(10日)=18.3%から、第2話(17日)=13.8%、第3話(24日)=9.9%。日本テレビ系「斉藤さん2」(観月ありさ主演/土曜日午後9時〜)は初回(13日)=15.5%から、第2話(20日)=13.1%、第3話(27日)=10.6%といった具合。

 「救命病棟24時」(松嶋菜々子主演/火曜日午後9時〜)も、初回(9日)=17.7%から、第2話(16日)=15.9%、第3話(23日)=14.9%。TBS系「なるようになるさ。」(舘ひろし主演/金曜日午後10時〜)も、初回(12日)=16.9%から、第2話(19日)=13.1%、第3話(26日)=12.7%と下降傾向。

 「DOCTORS2 最強の名医」(沢村一樹主演/木曜日午後9時〜)は、初回(11日)=19.6%から、第2話(18日)=16.6%と落ちたが、第3話(25日)では16.8%と、なんとか踏ん張った。
(坂本太郎)

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ