渕正信&太陽ケアと組み、山口竜志&中嶋勝彦&健介組と6人タッグで対戦した川田。9・29博多大会で場外北斗ボムで失神KOされた借りを返すべく、この日は健介と逆水平合戦を展開。28分過ぎには、試合そっちのけで健介にジャンピングハイキックを2発連発で放ち場外に落とすと、さらに場外で顔面蹴りを見舞って失神KO。リベンジに成功した。また、パートナーのケアがTKO34thで山口をマットに沈め試合にも勝利した。
試合後、トリオを組んだ渕が「川田は絶好調だね」と太鼓判を押したが、当の川田は「見ての通り。ちょっとは借りを返した」とだけコメントすると控室に消えていった。
見事復活の狼煙(のろし)を上げた“デンジャラスK”は、前哨戦で王者を追い込み、6度目の3冠王座奪還に向けて弾みをつけた。