メンバー中最年少の4歳馬で、まだまだ伸び代があり、メキメキ力をつけています。使う距離を徐々に延ばしていき、3歳春に2200メートル戦で未勝利勝ち。その後は堅実一途で勝ち進み、1000万で2400メートル戦を、準オープンでは僅か2戦目にして2500メートル戦を勝ち上がりました。
休養後、重賞初挑戦だった前々走の阪神大賞典でクビ差の2着。ゴール前は一旦抜け出しましたが、一頭になると遊ぶくせが出てしまったようで、最後は差し返されてしまいました。しかし、4角10番手から大外を回って、最速の上がりを駆使しての内容でしたから上々です。
そして前走の天皇賞は7着。外枠発走でしたから鞍上は待機策を取り、最後方からの競馬。道中は折り合っていましたが、4角の勝負どころでの不利。これからというときにブレーキを
かけてしまったのでこの影響は大きかったですが、それでも4角16番手から直線でグングン差を詰めましたから、力は見せられたでしょう。
近走は長丁場が続いていますが、中距離も難無くこなせるタイプで、2000メートルは守備範囲。切れ味が更に生きるので、考えようによってはプラスになるとも思っています。
昨夏、札幌の2000メートルを勝っており、洋芝も克服済み。初コースも特に心配はなさそう。函館は直線が短いですが、今回はテイエムプリキュアにドリームサンデー、マンハッタンスカイなどの逃げ馬、そしてシャドウゲイトなどの先行馬も揃っているため、先行激化になればバッチリ差しが届くというものです。
3か月の休み明けですが鉄砲は利くし、最終追い切りでは安藤勝騎手を背に力強いフットワークで素晴らしい動きを見せていますから、万全の態勢で臨めます。もっと大きい位を狙える馬ですから、主役不在のここはキッチリとタイトルを取って賞金を加算しておきたいですね。
唸るような末脚を、大いに期待します。
(12)ジャミール
(5)シャドウゲイト
(16)フィールドベアー
(13)エリモハリアー
(14)テイエムプリキュア
(11)エアジパング
(6)マイネルスターリー
(1)エイシンドーバー
(9)ナムラマース
馬単 (12)(5) (12)(16) (12)(13)
3連単 (12)(5)→(12)(5)(16)(13)(14)(11)(6)(1)(9)→(12)(5)(16)(13)(14)(11)(6)(1)(9)
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。