山本にとって初のソロアルバムとなるのだが、音楽プロデューサーである亀田誠治を迎え、スガシカオ・GLAYのTAKUROなどのアーティストも参加し、山本自身も作詞作曲した楽曲も収録。自身の夢のひとつでもあるシンガーソングライターへの一歩となるアルバムとなった。
イベントでは、自身が作詞作曲した『レインボーローズ』『雪恋』『メロディ』の3曲を熱唱。会場には2000人を越えるファンが集まり、そのファンの数に驚いた山本は「ここはオープンステージでリハーサルもできなくてぶっつけ本番だったんですよ。そのステージに対する緊張もありましたし、お客さんがいなかった時の不安もあって、すごいプレッシャーもありましたけど、皆さんが温かく迎えてくれたので嬉しかったです」と喜んだ。
ソロデビューを果たした実感を聞かれると「アイドルというものになってみて、これまでアイドル以外の楽曲に触れてこなかったので、今回のアルバムも自分が生んだ以外の楽曲にも触れて、もっと色々な音楽をやってみたいという好奇心が強くなったので、型にはまらずに色々な楽曲を書いていけたらと思っています」と語った。
アルバムの売り上げについて聞かれると「1位と言いたいですけど、自分自身でやりたかったことであり、色々な方に支えてもらい応援してもらって、やっと形になったアルバムなので、あまり順位とかにこだわらないで、たくさんの人に届けば良いと思います」と話した。
しかしここで話しは終わらず、NMB48のデビュー曲『絶滅黒髪少女』で1位になれなかったらブルマで公演をするという公約があって実行したことを突っ込まれた。「1位だったのにブルマ公演をやったんですよ。その時は拒否したんですけど、なぜかブルマ姿にされたんです。その時は何で? と思いましたけど、6年目になった今は改めて初心に帰ってブルマになってもいいかなと思います。1位になったらブルマでライブをします」とまさかの公約をしてしまった。果たして1位を獲得してブルマライブは実現するのだろうか?
取材/ブレーメン大島