◎タマモベストプレイ
○ラウンドワールド
▲ヒストリカル
△アルキメデス
△マイネルラクリマ
△カワキタフウジン
菊花賞8着以来となるタマモベストプレイだが、この中間も順調そのもの。菊花賞では、道中、細かな不利が重なり目一杯の競馬はしておらず、馬のダメージはほとんどない。引き続き具合はいい。実績のある距離で55キロ、3冠で善戦してきただけに、スムーズに運べるようならチャンス十分だろう。
同じ3歳勢からラウンドワールドもピックアップしておきたい。ラウンドは早くから潜在能力に一目置かれており、今春はクラシックを目指していた素質馬。今週の追い切りでは阪神JF出走のハープスターに遅れたものの、動きそのものは合格点。秋初戦のアンドロメダSを勝ち、今後は重賞戦線での活躍が期待される。実績上位のフェデラリストが完調手前で58キロを背負うここなら抜けた古馬もおらず、3歳勢に勝ち負けのチャンスが巡ってきてもなんら不思議はない。
他では、久々でも攻め馬の動きがまずまずだったヒストリカル、夏を越して本格化の兆しが窺えるアルキメデス、大崩れの考えにくいマイネルラクリマ、福島帰りで中2週ながら絶好調の感のあるカワキタフウジンあたりをおさえておきたい。ハナズゴールは距離が微妙なだけに当日の気配をみて取捨を決めたい。
【馬連】流し(3)軸→(1)(5)(8)(13)(17)
【3連単】フォーメーション(3)(5)→(3)(5)→(1)(8)(13)(17)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。