前走の目黒記念(13着)は道悪でまったく競馬にならなかったので参考外の一戦。力を出し切っていないので、それほど疲れもなかったように思います。
重賞勝ちはまだありませんが、過去には京都大賞典で0秒3差4着や、AR共和国杯の0秒2差4着(昨年は5着)など、GIIでの好走歴もある馬。一線級を相手に差のない競馬をしてきたわけですから、ローカルGIIIなら力量は上位にランクされていいと思います。
確かに伸び伸びと走れる長めの距離が合っているイメージはありますけど、2000メートルでも<1213>と大崩れは少ないですからね。この距離も守備範囲。小回りコースも中京で小差の競馬を演じていますし、初の小倉も無難に立ち回ってくれるでしょう。
前走後は放牧に出てリフレッシュ。帰厩後はここへ向けて丹念に調整が積まれてきました。1週前、最終追い切りともに軽快な動きを見せていますし、態勢は九分通り整っています。
何よりダンスインザダークの産駒は小倉と相性抜群。ハンデも据え置きの55キロと手ごろですし、京都大賞典で4着したときの角田騎手に乗りかわって、秘めた能力を存分に披露するときがやってきました。