グランド戦において、全身の関節がどれだけいびつに曲がろうともヨシヒコは意に介さない。相手の表情を見て次に出す技を考える飯伏は「無表情なので何をしていいか分らなかった」と困惑。
打撃やディーノのアシストで空中殺法もこなすマルチファイターの前に大苦戦を強いられKO寸前に。最後は飯伏がフェニックス・スプラッシュで逆転勝利を収めたが、終わってみればヨシヒコの潜在能力の高さと、人形相手に25分近くにわたる激闘を繰り広げた飯伏の懐の深さがクローズアップされる一戦となった。
なお、次期挑戦者は、11・15新宿大会で行われる各ブランド代表選手によるバトルロイヤルの勝者が、11・29後楽園大会で飯伏に挑む。