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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(2/13) 共同通信杯・京都記念

◆東京11R 共同通信杯

◎ベルシャザール
○ナカヤマナイト
▲ダノンバラード
△ユニバーサルバンク
△ロビンフット

 松田国厩舎のクラシック候補・ベルシャザールに注目。530キロ超の大型馬ながら、緩い流れの京都1800mでも、よどみなく流れた中山2000mでも好位でピタリと折り合ったあたりに天性のレースセンスとこなしてきたトレーニングの質の高さがうかがえる。ダービー2勝の名トレーナーだけに、視線の先にあるのは間違いなく春のクラシック。前走のホープフルSで3子供扱いしたフェイトフルウォーが後に京成杯を勝っており、すでに重賞級の評価だが、ここVでクラシック候補に名乗りを挙げることになるだろう。相手には、前走でこの馬に食い下がったナカヤマナイト。引き続き状態が良く、今回も上位争いに加わってきそうだ。

【馬単】流し(12)軸(2)(6)(10)(11)
【3連単】フォーメーション(12)→(2)(11)→(2)(6)(10)(11)

◆京都11R 京都記念

◎ヒルノダムール
○ダノンシャンティ
▲メイショウベルーガ
△トゥザグローリー
△オウケンブルースリ
△プロヴィナージュ

 鳴尾記念、日経新春杯と2戦続けてルーラーシップの2着に敗れているヒルノダムールだが、超強力4歳世代の一角を占める馬だけにそろそろここらで戴冠、鬱憤を晴らしてくれるだろう。「前走は少し間隔があいた分、力みがあった。レースを使ってうまくガス抜きできたし、今はリラックスしている。具合は凄くいい」厩舎サイドも上積みを強調しており、軸馬として信頼してよいだろう。強敵は、完全復活を目論むダノンシャンティ。NHKマイルCで見せた圧倒的なパフォーマンスは忘れ難く、距離(?)ではあるが、期待感はメンバー随一。有馬記念(9着)を叩いて順当に良化しており、潜在能力だけで距離不安を克服する可能性すらある。抑えに、メイショウベルーガ、トゥザグローリー、オウケンブルースリ、プロヴィナージュあたりを。

【馬連】 (4)-(12)
【3連単】フォーメーション(4)(12)→(4)(12)→(1)(2)(5)(11)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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