2014年12月に卒業を宣言した高橋みなみの卒業コンサート、オープニング映像ではこれまで10年の中で、メンバーたちに囲まれ嬉しそうに微笑む高橋の姿。そして高橋本人がステージに登場。すると、「たかみな」と声をかけられ、その方向には盟友の前田敦子が登場した。1曲目は2人が「思い出のほとんど」をうるんだ瞳で見つめ合い、そして笑いながら歌唱。
そんな2人に、「たかみな、まだしんみりする時間じゃないよ!」と声をかけたのは大島優子。それに板野友美、篠田麻里子の卒業生2人も加わり、現役メンバーたちと「ヘビーローテーション」「ポニーテールとシュシュ」などヒットシングルをパフォーマンス。卒業コンサートの幕が開けた。
続いて高橋は、姉妹グループとの共演、ユニット曲では秋元才加と宮澤佐江と「愛しさのアクセル」、篠田麻里子、松井珠理奈とは「Bird」をパフォーマンス。ノースリーブスの2人とは、「純愛のクレッシェンド」を披露した。
アンコールで、“みなみコール”が会場を包む中、再び登場した、高橋は、「私、高橋みなみは“努力は必ず報われる”と卒業したこの先、必ず証明します。それがAKB48にできる私の恩返しです。私は幸せでした」と決意と感謝のあいさつを述べて、「背中言葉」を歌った。高橋は、アンコールを含め全31曲でセンターを担当した。