岡村は「オリンピックに出る人たちっていうのは、ホンマの天才なんです」と語り出し、「特に体操とかって努力するのは当たり前のことであって、全てにおいての天才。生まれた時から才能っていうのはある」と大絶賛した。
岡村自身は幼少期に、1988年「ソウル五輪」と1992年「バルセロナ五輪」で団体銅メダルを獲得した西川大輔氏と同じ体操クラブに通っており、西川氏の凄さを肌で感じだという。ちなみに2人とも1970年生まれ。
体操クラブの先生からは何回も「着地したらパッと綺麗に手を伸ばして、曲げない。指先も伸ばす。鉄棒ぶら下がった時から演技が始まっている。つま先は伸ばしたまま。脚は閉じる」と指導されていたが、岡村はできなかったという。
「子供って逆上がりする時とか、逆上がりすることに意識いってるから、何回言われても絶対忘れるんですよ。逆上がりすることしか頭にないから」と説明した。
ただ、西川氏は岡村と違い、その頃からすでに完璧にできていたという。
岡村は「始まる前に耳の横に手をつけて、指先まで伸ばしなさいよって言われているのに…、できないことにはオリンピックなんて出られないんです」と語り、「何回注意されてもできない。だからオリンピックなんかいけるはずがない。一生懸命やっていましたけども」と自身の体験を振り返った。
最後に岡村は、オリンピックに出場する選手のこと「そういうレベルの人たち」と常人とは次元が違うと説明した。