出走メンバーを見渡してみると、ステイゴールド、ハーツクライ、新種牡馬ディープブリランテ、ルーラーシップなど血統だけで人気になりそうな馬が多数いるが、本命にはファルブラヴ産駒のブラヴォバンビーノを推す。ファルブラヴ産駒ではあるが、母父サンデーサイレンスの血が色濃く出ており、東京の長い直線でも他のサンデー系種牡馬の仔に引けを取らない素軽さと力強さを持ち合わせている。馬券的妙味も含めここが狙い目。
◎(6)ブラヴォバンビーノ
○(2)サラノア
▲(4)レジェンドセラー
△(7)フュージョンロック
△(9)イブキ
△(12)マイネルクラース
買い目
【馬単】8点
(6)⇔(2)(4)(7)(9)
【3連複2頭軸流し】4点
(2)(6)-(4)(7)(9)(12)
【3連単2頭軸マルチ】24点
(2)(6)⇔(4)(7)(9)(12)
☆阪神9R 三田特別(芝2200m)
ジュンヴァルカンは、使われながら力を付けて行くタイプで、前走はそれまでの勝ち切れない内容が嘘のような完勝劇。コーナーのさばき方、直線でも内に切れ込んでしまうなど、成長の余地を十分に残してのものだから能力は相当なもの。昇級初戦でも勝ち負けを期待する。
◎(5)ジュンヴァルカン
○(8)ヤマカツライデン
▲(3)デンコウインパルス
△(10)コウエイワンマン
△(11)イイデフューチャー
買い目
【馬単】4点
(5)→(3)(8)(10)(11)
【3連複1頭軸流し】6点
(5)-(3)(8)(10)(11)
【3連単フォーメーション】9点
(5)→(3)(8)(10)→(3)(8)(10)(11)
☆阪神11R マーメイドステークス(GIII)(芝2000m)
馬場状態と展開次第で結果がガラッと変わってしまいそうなメンバー構成であるが、ここはいかなる条件になっても力を発揮できるハピネスダンサーを本命に推す。ここまで18戦しているが、その内2000mでは4勝を挙げており、勝ち星はないものの重・不良馬場で3戦2着1回、3着1回と道悪も苦にしない。逃げてよし、差してもよしと自由自在に動ける強みもある。ここ3走は重賞で勝ち馬からそれぞれ0秒4、0秒2、0秒2と差は僅か。それでも今回は53kgという斤量に加え、追い切りの動きは前走以上とくれば勝ち負けを期待したい。
◎(5)ハピネスダンサー
○(12)リラヴァティ
▲(4)レッドオリヴィア
△(13)シュンドルボン
△(10)ゴールドテーラー
△(2)ナムラアン
△(3)アカネイロ
好調教馬(4)(13)
買い目
【馬単】8点
(5)⇔(4)(12)(13)
(12)⇔(4)
【3連複1頭軸流し】15点
(5)-(2)(3)(4)(10)(12)(13)
【3連単フォーメーション】30点
(5)→(4)(10)(12)(13)→(2)(3)(4)(10)(12)(13)
(12)→(4)(5)→(2)(3)(4)(5)(10)(13)
☆東京11R エプソムカップ(GIII)(芝1800m)
今年はバラエティに富んだメンバー構成で面白いレースになりそうだが、中でもルージュバックの存在が際立つ。昨年は凱旋門賞に登録するほどの期待を受けていたが、きさらぎ賞以後は順調とはいかず、休み明けでGIという厳しい条件になりながらもオークスは2着。エリザベス女王杯では4着と力は見せている。仕切り直し今年緒戦となった中山牝馬Sでも、直線で落鉄し出血するアクシデントがありながら2着。前走はその回復に時間を取り、状態を上げ切れず出走。それも実績のないマイル戦のGIで強敵を相手に5着と善戦した力はやはり本物。今回は前走後に不安が出ることはなく、ひと叩きされてグンと状態は良くなっており、実績のある1800m戦に替われば牡馬相手でも十分に勝ち負けできる。相手本線は、展開が向きそうなマイネルミラノ。出走馬のほとんどが差し追い込み馬で、ハナを切りたいのは本馬だけという好条件。左回りに勝ち鞍はないが、昨年の新潟記念でタイム差なしの2着、中日新聞杯では0秒3差の3着と左回りでも善戦しており、苦手というわけではない。マイペースで離した逃げが打てれば巻き返しの可能性は十分。▲は得意の1800m戦で巻き返しを狙うアルバートドック。以下、ロジチャリス、フルーキー、ラングレーまで。
◎(18)ルージュバック
○(13)マイネルミラノ
▲(6)アルバートドック
△(7)ロジチャリス
△(16)フルーキー
△(1)ラングレー
好調教馬(18)(6)(16)
買い目
【馬単】4点
(18)→(6)(7)(13)(16)
【3連複1頭軸流し】10点
(18)-(1)(6)(7)(13)(16)
【3連単フォーメーション】16点
(18)→(6)(7)(13)(16)→(1)(6)(7)(13)(16)
※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。