「キンタロー。は今年5月にオンエアされた 『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ系)に出た際、平手の顔まねを披露。これが“行き過ぎ”であるとしてファンから大ブーイング。抗議の声が事務所にも来たそうです」(芸能ライター)
そして今回の同番組で彼女は、「夏バテ気味の平手友梨奈」に挑戦。『不協和音』や『風に吹かれても』のメロディに乗り、顔をゆがめながらパフォーマンスしていた。この「夏バテ気味の平手」は今後、地上波では封印するとしていたが、見ていたバカリズムらはその思い切りの良さに「根性がある」と感心、SNS上でもそのメンタルの強さに注目が集まっている。
他にも「炎上した例」は多い。ゆりやんレトリィバァは5月22日放送の『ものまねグランプリ 男芸人VS女芸人怒涛のガチバトルSP』(日本テレビ系)で、「密着取材を受ける浜崎あゆみ」という設定で、彼女のものまねを披露。「なぜ歌を歌い始めた?」との質問に、浜崎の特徴である鼻声で「居場所が欲しかったから」と答えたり、「歌っているときは『浜崎あゆみ』というアーティスト。作っているときは……『あゆ』」と、あの太った体型で言うなどやりたい放題。これに対し、「面白い」という声があがった一方で、「バカにしすぎ」「マジで腹立つ」と批判も殺到した。
NON STYLE井上祐介が手を出したのは、今年7月2日に国民栄誉賞を授与された羽生結弦。2015年10月23日の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦SP』(フジテレビ系)で、勇敢にも彼のマネをしたのである。だが、まったく似せる気のないモノマネに、MCの今田耕司は「フィギュアのファンの人は本当に熱心やから知らんで」と心配していたが、案の定SNS上では「羽生君に謝れ!」「井上の羽生くんの真似むかつくわ バカにしてる感じがする」と批判が集中した。
また、ホリが去年6月、棋士の藤井聡太・現七段のまねをすると「不謹慎」、ガリットチュウ福島善成が今年8月、山口の2歳児を助けたボランティアの男性のまねをすると「人格を疑います」などと批判されていた。
ものまね芸人も、これからは誰を真似ていいのか、事前に聞いた方がいいのかもしれない。