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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/16東京・11/17京都)

 先週ピックアップした2頭。東京デビューの注目馬・デルフィーノは、まずまずのスタートを切ると、すんなり折り合いも付き3、4番手の位置取り。3コーナーで少し後ろから突かれるかたちとなったが、動じることなく追走。4コーナーで急激にペースが上がったが、すんなり対応し直線へ。仕掛けられるとグングン加速し、あっという間に先頭に立つと、ゴール前では抑える余裕。非凡な瞬発力を発揮し楽勝。今後が楽しみな一頭だ。京都デビューの注目馬・ロードヴォルケーノは、好スタートを切ると好位4番手の位置取り。道中は折り合いも付き、逃げ馬の後ろで脚を溜める。4コーナーから徐々にギアを上げ始め、直線に入るとじわじわ伸びるが瞬発力勝負では分が悪かった。今回の走りを見 ると、力のいる馬場かダートでも面白いかもしれない。

 今週の東京デビューの注目馬は、11月16日(土)第5R芝1600m戦に出走予定のサンドラバローズ。馬名の由来は「母名の一部+冠名」。牝、鹿毛、2011年3月9日生。栗東・池江泰寿厩舎。父ディープインパクト、母メジロサンドラ、母父メジロマックイーン。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は猪熊広次氏。2012年セレクトセール1歳馬市場において5880万円で落札された。母は00年日経新春杯(GII)でマーベラスタイマーの3着に入り、4勝を挙げたメジロサンドラ。近親には僅か7戦ながら3勝3着2回の成績を挙げたメジロスカイレイ(父メジロブライト)がおり、半姉には39戦を走り3勝を挙げ、無事これ名馬のメジロマリアン(父メジロベイリー )がいる。胴伸びが良く頸長、血統からも距離は中距離以上が合いそうだ。筋肉の質は柔らかく抜群のバネを持っており、追い切りではゴムまりのように弾んだ走り。レースにいってどれだけ弾けるか非常に楽しみである。なお、鞍上にはW・ビュイック騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、11月17日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のワールドインパクト。馬名の由来は「世界+父の一部」。牡、鹿毛、2011年4月5日生。栗東・友道康夫厩舎。父ディープインパクト、母ペンカナプリンセス、母父Pivotal。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルク。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額4500万円。全兄は昨年のセントライト記念(GII)でフェノーメノの3着に入り、現在4勝を挙げているダノンジェラートがいる。胸前には幅があり、軽い走りというよりもパワフルな走り。ストライドが伸び、キレで勝負しそうなタイプだが、ダートでも面白いのではないだろうか。追い切りでは古馬のOP馬を追走から先着する内容で動きは絶好。まだ幼いパーツがあり緩いところもあるが、それでいてあれだけの追い切りが出来るのはポテンシャルが高い証拠。なお、鞍上には岩田康誠騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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