古代マヤ文明の長期暦がちょうど2012年12月21日〜23日ごろに一区切りを迎えることから、何らかの終末的なことが起こると言われている。それと同時期に、人類に大変革をもたらすアセンションが起こるとされている。
では、アセンションとはいったい何であろうか?
簡単に言えば魂の変容である。我々人類の意識がより高度な次元へとシフトアップするのである。
それは、これまでの3次元世界から5次元世界に移行するというものだ。だが、ここで言う5次元とは物理学などの次元とは意味合いが異なる。スピリチュアルな世界の5次元とは精神的な高次元の意味であり、アセンションとは、3次元(低次元)から5次元(高次元)へと意識レベルが上昇して人類が大きな変容を遂げるという意味である。
実は現在、地球の次元は毎日上昇を続け、ちょうど2012年12月21日〜23日ごろにピークを迎えるとされている。そして、人類と地球にアセンションという大変革が起こるという!
現在、我々は肉体を持った3次元の物質世界に息づいているが、実際にアセンションして5次元世界に行けば肉体はいらず、光だけの精神体になるという。
5次元はまるで天国のような世界であり、願ったことがすぐに実現し、争いもなければ病もない。肉体を持たないので魂は永遠で死ぬこともない。もはや憎しみも悲しみもない穏やかな愛に満たされた平和な世界なのだという。
まるで夢のような素晴らしい5次元世界に行きたいと思う人々も多いだろう。だが、誰もがアセンションして5次元世界に行けるわけではない。3次元世界に様々な執着(物質、金、権力、欲望、憎しみ等々)が強い者はそのままでは当然、5次元世界へ移行することは難しいであろう。
そして、実際にアセンションが起こったとき、大きく3タイプに別れるという。
1、完全に5次元世界へ上昇する者。
2、肉体だけを3次元世界に置いたまま、精神だけ上昇する者。
3、アセンションせずに肉体も精神もそのまま3次元にとどまり続ける者。
そして人類の中には、まもなく起こるアセンションによる世界の変化を敏感に感じ取っている人々もいるようだ。例えば、少食になったり、仕事を突然辞めて自分の魂が求める道に進んだり、あるいは、願ったことがすぐに実現しやすくなる状況を経験したり、等々色々と不思議な変化を感じ取っているのである。
2012年、実際にアセンションが起こるかどうかはわからない。しかし、今は肉体があるからこそ経験出来るこの3次元世界の楽しみを満喫するべきであろう。
(呪淋陀(じゅりんだ) 山口敏太郎事務所)