10・24後楽園ホール大会でデビューするのは柿沼謙太(22)。1986年12月15日生まれ。埼玉県出身で日本大学卒業後、同団体の門を叩いた。デビュー戦では大谷晋二郎とタッグを組み、崔領二&関本大介と激突する。
柿沼は16日、都内のハッスル道場で行われた公開練習に参加。見事なブリッジを見せた基礎練習の後、大谷と本番さながらの練習試合を行った=写真。
試合では大谷に何度も踏みつけられ、腕や足をしぼりあげられても向かっていく負けん気をみせる。大谷の叱咤激励に「死ぬほど練習して壁を超えてみせる」と絶叫し、飛躍を誓った。
対して大谷も柿沼の精神力を評価。「おだてるつもりはないが、こいつの必殺技は気持ちひとつ。良い試合をするのではなく、勝てと言いたい」と猛ゲキを飛ばしていた。