同誌によると、年明けに放送されたフジテレビ系の情報番組「とくダネ!」で解散間もないSMAPの動向を伝えるニュースを報じたが、画面にはSMAP5人の姿が映されることはなく、代わりに精巧な似顔絵イラストが映し出されていたという。
昨年12月26日放送の同局の「SMAP×SMAP」最終回では、「世界に一つだけの花」を歌唱後、リーダーの中居正広だけが後ろを向いて涙ぐむシーンもあったが、同番組ではその場面さえイラストでの扱い。そうした理由は、映像の許諾に厳しいジャニーズ事務所が映像の使用に難色を示したそうで、「スマスマ」を自局で放送したにもかかわらず、イラストを使ったのだという。そのため、バラエティ番組などでも今後はSMAPの映像は出せないと現場は判断しているというのだ。
「ジャニーズとしては、そうすることによってSMAPの映像を“お宝扱い”にして高く売り付けようとしているのでは。ジャニーズの意向に反してメンバーが解散を選んだこともあり、SMAPのイメージを消し去り、早くメンバーたちがソロ活動しているイメージを世間に植え付けようという意図もあるのでは」(芸能プロ関係者)
同誌によると、ドラマの番宣で元メンバーが個人で各番組に出演しているが、そこでもスタッフたちには「昨年末に解散したSMAPの〜」といったことを口にしないように事前の打ち合わせでお達しが出ているという。
アルバムは売れているSMAPだが、メンバーたちが歌っている映像はこの先“封印”されることになりそうだ。