そんな関係性が指摘されているのが、2016年限りで解散したSMAPの元メンバーである中居正広と木村拓哉だ。昨年9月で事務所を退所した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾とは袂を分かった2人だが、いまだに方向性が定まっていないようだ。
「とりあえず、ジャニーズとしては中居をバラエティ、木村をドラマ・映画にと、はっきり色分けさせた。ただ、そもそも2人は元SMAPの3人のマネジメント会社で社長を務める飯島三智氏の的確な仕事選びがあったからこそ最適な仕事を選ぶことができた。今や、2人とも本意ではない仕事をこなすこともあるようだ」(テレビ局関係者)
中居は解散後、バラエティ番組のMCやCMを主戦場にして活躍している。木村は昨年、解散騒動の“戦犯”として扱われた影響が大きく、主演映画「無限の住人」が予想外の不入りに。しかし、今年1月期の主演ドラマ「BG〜身辺警護人〜」(テレビ朝日)が全話平均視聴率15%を突破し面目を躍如した。
ともに、このままジャニーズに骨を埋めて活動するように思えたが、ここにきて中居に不穏な空気が漂い始めたのだ。
「先月、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送『中居正広 ON&ON AIR』で、元SMAPの3人が歌う曲を突如オンエアしてしまった。生放送ではないので編集できたはずだが、放送を聞く限り、まるで3人に合流する意思があるかのような様子だった」(芸能記者)
ただでさえ大揺れのジャニーズ事務所だが、中居が“独立宣言”すればさらなる激震が走りそうだ。