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相次ぐ目撃情報の真相は? 未確認生物“ネッシー“ブームは再び起こるか

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画像はイメージです

 伝説の未確認生物“ネッシー“が再び話題となっていると3月5日、イギリスのニュースサイト「MIRROR」が伝えた。

 ネッシーとはイギリス、スコットランドのネス湖に生息するとされている、UMA(未確認生物)の草分け的存在。西暦565年に聖コルンバが“モンスター“に遭遇し、十字を切って撃退したとの伝記から語り継がれ、1933年に周辺インフラが整備されたことから目撃談が続出。有名な「外科医の写真」など写真や映像も出回り、世界的なブームになり、日本でもたびたびテレビ番組などで取り上げられた。

 そんなネッシーの姿を2月23〜27の5日間で、2回もカメラが捕らえたと言うのだ。

 23日はイギリス・マンチェスターから訪れた女性が、ネス湖近くのアーカート城周辺をドライブしていた時、水中に姿を消す前のL字型の黒い物体を撮ったとのこと。27日には、“ネッシーハンター“の男性がウェブカメラで暗い影を撮った。「その時ボートは湖を走っておらず、ネッシーを見つけたことはすぐに分かった」と語ったという。

 これに対して、3月6日の同ニュースサイトで、2人の世界的に有名な“ネッシーハンター“、エイドリアン・シャインとスティーブ・フェルサムが、異論を唱えた。シャインはネス湖プロジェクトを率いていた人物で、フェルサムは25年も前からネッシーの調査をしている。そんな2人が主張しているのは“ネッシーはいない“との残念な結論のようだ。彼らは「目撃の多くはモンスター伝説が原因の幻想」とし、「大きく成長することができるチョウザメのような魚か、世界で2番目に大きな淡水魚のウェールズナマズ」と、その正体を推測している。

 この記事についてネットでは「いないのは知ってるよ」、「存在しないモノの専門家って」、「世界で最も長く語られているフェイクニュース」などと冷ややか。Twitterでは「観光シーズンに間に合うようにネッシーが出てきてくれた」、「ネッシーとビッグフットが、UFOから降りてきたマイケル・ジャクソンとミーティングするかもな」などと茶化す投稿も見られた。

 ネッシーは2018年には15回目撃されたとレポートされており、昨年のリサーチによると4100万ポンド(約60億円)もの経済効果をスコットランドにもたらしたと明らかにされた。昨年にはディスカバリーチャンネルが大規模な探査をしたというが、いくら真実が明らかになろうとも、ネッシーが実在するとの幻想はさまざまなファクターによって守られることであろう。

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