「内容だけではなかなか視聴率がとれないこのご時世、各局はタレントのネームバリューに頼るドラマ作りの傾向がますます強まり、特にジャニーズタレントはますます重宝されるようになりました」(テレビ誌記者)
4月スタートの“ジャニーズドラマ”は嵐のリーダー・大野智主演の日テレ「怪物くん」、キムタク主演の「月の恋人」。「怪物くん」はそれなりに健闘し、「月の恋人」の初回は22.4%(ビデオリサーチ調べ、以下同じ)と予想通りの高視聴率を記録したが、7月からは“ジャニーズドラマ”の本数が増えそうだ。
「ジャニーズ事務所は『今年は嵐のメンバー全員に主役をやらせる』という戦略。そこで、7月の月9は松本潤が主演に抜擢されるそうです。ただ、事務所の先輩・キムタクのドラマが遅くスタートした影響で、まだ中身は何も決まっていない。キムタクの後だけに、必然的に視聴率が比較され、マツジュンには相当なプレッシャーがかかる」(同)
TBSは話題のあのカップルをダブルブッキング。
「今年中にも結婚すると思われる少年隊の東山紀之と木村佳乃です。東山は医療モノ、木村は刑事モノでそれぞれ主役を張ることになった。さらに、TOKIOの長瀬の主演ドラマも決まっている」(TBS関係者)
東山、長瀬、マツジュンとジャニーズ各世代の人気者がそろい踏みとなるようだが、ほかにはどんなドラマが?
「フジの木曜10時は野島伸司が脚本を手がけ主演は天海祐希。天海演じるシングルマザーが子供を水泳選手に育てるお話だそうです。天海と同じ事務所の反町隆史もちゃっかりキャスティングされています」(芸能プロ関係者)
う〜ん、なんだかどのドラマもパっとせず。このままだと“夏枯れ”になりそうだ。