『咲-Saki-』(第1作)は小林立原作の漫画。「ヤングガンガン」2006年4号から掲載がスタートし、現在も連載中。2009年4月から9月にかけてテレビアニメが放送された。アニメ版の声優陣は、植田佳奈、小清水亜美、釘宮理恵ら。『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』は「月刊少年ガンガン」2011年9月号から2013年4月号まで連載された『咲-Saki-』の外伝作品。こちらも2012年4月から7月までテレビアニメが放送されており、2017年12月には実写ドラマ化、2018年1月に映画が公開されている。
『咲-Saki-』の舞台は、麻雀がより社会に浸透した架空の世界。清澄高校麻雀部の新入部員・宮永咲が全国高校生麻雀大会(インターハイ)優勝を目指す物語だ。外伝作品の『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』は清澄高校麻雀部の部員・原村和がかつて在籍していた阿知賀女子学院が舞台。和の活躍を見ていた旧友・高鴨穏乃達が麻雀同好会を結成し、部員を集めてインターハイを目指すストーリーとなっている。
『咲-Saki-』シリーズの人気の秘訣は麻雀漫画には珍しく、萌え絵で美少女雀士が活躍すること、また、主人公を含めた登場キャラの個性的な麻雀がていねいに描かれていることが挙げられる。例えば『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』の主人公・高鴨穏乃の特殊能力は牌の山の支配。相手が誰であろうと粘り強い麻雀を打つ。松実玄は手牌にドラが集まるという特殊能力を持ち、その能力から「阿知賀のドラゴンロード」と呼ばれている。彼女たちの前に立ちふさがるライバルたちも特殊能力を持ち、その能力対決が一番の見所となっている。
パチンコ最新作『P咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』でも、その能力対決が見事に再現されている。特に注目は初回大当たり後に突入する「対局SLOTチャレンジ」と「麻雀戦闘モード」だ。「対局SLOTチャレンジ」では対戦する自キャラを決定。選ばれた自キャラによってバトルの勝率が変化。松美玄(60%)→松美宥(71%)→新子憧(80%)→鷺森灼(86%)→高鴨穏乃(90%)の順に高くなる。自キャラ決定後は「麻雀戦闘モード」へ。リーチ発生とともに「攻撃ターン」もしくは「激闘ターン」へ移行。前者は自キャラがツモれば大当たり+連チャン継続となるチャンスゾーン。後者へ移行した場合は、対戦相手との麻雀バトルが展開。登場した対戦相手によって勝利期待度が変化し、自キャラが勝利すれば大当たり+連チャン継続。敗北すると、連チャン終了のピンチとなる。
3月4日より全国のホールへ導入予定。
【基本スペック】
大当たり確率(高確率時)…239.1分の1〜173.3分の1(59.9分の1〜43.4分の1)
確変突入&継続率…60%
時短…(ヘソ)平均50回、(電チュー)平均70回
大当たり出玉…約560or980or1400個
【大当たり内訳】
(ヘソ)
10R確変…1%
4R確変…59%
4R通常…40%
(電チュー)
10R確変…21%
7R確変…19%
4R確変…20%
10R通常…13%
7R通常…14%
4R通常…13%
©小林 立/スクウェアエニックス・咲阿知賀編製作委員会