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麻生VS小沢 オバマ争奪戦勃発

 世界が注目するバラク・オバマ米大統領(47)をめぐり、麻生太郎首相(68)と民主党・小沢一郎代表(66)による争奪戦のゴングが鳴った。日米首脳会談を実現してオバマ人気に便乗したい麻生氏に対し、小沢氏は「チェンジ!」を合言葉に接近をもくろむ。解散総選挙までにどちらが親密な関係を築けるのか。

 「オバマ大統領が就任パレードで巻いていたエンジ色のマフラーを真似たのか、麻生首相はコートに薄いブルーのマフラー。もともと本人はダンディズムの最先端をいっているつもりだし、こういう小技をさせたらピカイチ。日米首脳会談を早期に実現し、漢字誤読で落とした株を上げたいようだ。英語力には自信があるみたいだから」(永田町関係者)
 漢字力はさておき、米留学経験のある麻生氏は英語のコミュニケーションに積極的だ。福田前首相と総裁選を戦った2007年9月、外国特派員協会の会見では“べらんめえ調”の英語を駆使。外交通を自認しており、日米首脳会談にこぎつければ“いいところ”を見せられるという計算が働いているのだろう。
 麻生氏は21日、オバマ大統領就任を受けて記者団に「経済危機についての認識は一致している。国民の潜在力を引き出すという手法も同じ。世界1、2位の経済大国が手を組んでやっていけると改めて確信した。そんな感じですかね」と親近感たっぷりにコメントしている。務めて冷静な口ぶりながら、はやる気持ちを懸命に抑えている様子だった。
 一方の小沢氏も負けてはいない。昨年11月にオバマ氏が当選を決めるや「『チェンジ』の波は確実に日本でも起きている」とする親書を送った。翌月には、民主党幹部が都内で次期駐米大使に就任濃厚なジョセフ・ナイ元国防次官補と接触。オバマ政権とのパイプづくりに励んでいる。

 小沢氏は、元旦のインターネット番組の公開生放送で、ガラにもないパフォーマンスさえみせている。番組に飛び入り出演したお笑いコンビ「デンジャラス」の“オバマそっくりさん”で知られるノッチと、「イエス・ウィー・キャン!」の物まねを連呼。オバマ旋風にあやかった。
 「その番組内で小沢氏は、オバマ氏の地元シカゴの貧困地区にある小学校に、10年以上にわたって支援活動を続けていると明かした。ミシェル夫人(45)の出身地でもあり、かなりの高ポイント。本人は衆院選後に訪米する意向のようだが、党首の力量の差で与野党逆転を果たしたいま、そう悠長なことは言っていられない」(全国紙政治部記者)
 日米関係を重視するスタンスのオバマ氏が、現職首相をさしおいて小沢氏だけに会う可能性はゼロ。まして民主党は日米地位協定改定や海自の給油活動反対など反米的ともいえる政策を掲げている。それだけに、オバマ氏が小沢氏になんらかの配慮をみせれば“次期政権”と認めたに等しい。
 前出の永田町関係者は「麻生氏有利」として次のように話す。
 「オバマ人気は相当強力だし、日米関係だけ見ても現職の麻生氏有利は揺るがない。問題は、かつての“ロン・ヤス(ロナルド・レーガン&中曽根康弘)”や小泉・ブッシュのような親密な関係を築けるかどうか。そこに至るまでに、党内で本格的な“麻生降ろし”が始まるかもしれない」
 さて、オバマ大統領争奪戦で勝つのはどっち!?

○麻生首相とオバマ大統領のビミョーな共通点

 【宗教】麻生氏はクリスチャン。敬けんなカトリック信者で、胸元に十字架のネックレスをのぞかせていたこともある。オバマ氏もクリスチャンだが、宗派の異なるプロテスタント信者である。

 【スポーツ】麻生氏は昨年8月に日本バスケットボール協会会長に就任。オバマ氏は学生時代、バスケットボール部で活躍した。

 【不良】麻生氏はかつて「生まれはいいが育ちは悪い」と豪語したことのある“ちょい不良(ワル)”系。オバマ氏は自伝の中で、かつて喫煙、飲酒、ドラッグにおぼれた過去を告白している。

 【キューバ】オバマ氏は経済制裁を続けてきたキューバとの関係修復に積極的で、制裁解除の期待も高まっている。そのキューバ特産の高級葉巻を麻生氏はこよなく愛しているといわれている。

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