今年3月に行われたコンサートにて卒業を発表していた川栄が活動拠点であるAKB48劇場で、最後の公演に臨んだ。
“りっちゃん”コールが起こる中、幕が上がった卒業公演。1曲目「長い光」から同期の小嶋菜月は瞳を潤ませた。2曲での「スコールの間に」では島崎遥香が涙を流しうつむく場面も。それとは対照的に川栄は、MCコーナーで気合を入れてきたという中西智代梨のメイクを「ヤマンバみたい」といじるなど、いつもと変わらない様子であった。
最後には卒業を記念したサプライズも。「笑いあった思い出しかない」という山本彩や所属チームのキャプテンだった大場美奈と横山由依からはビデオメッセージが届けられ、ラスト曲「君が教えてくれた」では、その横山をはじめ仲の良かったというメンバーがいきなりステージに登場。この時ばかりは、これまで笑顔で通していた川栄の頬を大粒の涙がつたった。