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競輪穴男列伝 22日開幕小倉競輪祭 ここ一番には強い阿部康雄

 どこから飛んでくるのかわからないのが阿部康雄(新潟・68期)だ。08GPの平塚第1回寺内大吉杯・決勝戦、阿部は上越ラインで木暮安由(群馬・92期)についていたが、木暮が石橋慎太郎-村本大輔をカマして、阿部はバック8番手。ところがここから追い上げて直線では石橋-村本の3番手。村本が石橋を残し気味に踏んだ外をグーンと伸び、村本を交わして1着。とても41歳のベテランとは思えない差しきりにファンは唖然としていた。

 弥彦の足自慢から競輪選手となり、在校中は23位だったが、卒業記念は加倉正義(福岡)馬渕紀明(愛知)を抑えて優勝。ここ一番にはめっぽう強い。

 22日からの小倉競輪祭、阿部のしぶとさに注目だ。予選では頭、準決では3連単の3着は狙いごろ。番手まわりなら頭狙いも十分だ。
 「あまり練習してないんだよね」ととぼけるが、師匠の原田則夫の息子・泰志(91期)をコーチして昨年2月にはA級優勝させた。若手と練習してコンディションをキープしており、まだまだS1上位での闘いができる。

 G1優参実績もある。06年の立川日本選手権では準決3着に入った。「目立たない男」阿部は今年も穴ファンを喜ばせてくれるだろう。現在283勝。今年中には300勝を達成しそうだ。

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