香港スプリントは末脚が不発に終わりましたが、世界の強豪を相手に0秒6差9着なら悲観することはないでしょう。
東京のこの条件は前々走のオーロCで2着。4角17番手から大外を回ると、メンバー最速となる上がり3F33秒1の末脚を繰り出し、一気に15頭をごぼう抜き。トップハンデの57キロを背負って、これだけのパフォーマンスを披露したことを思えば、同斤の今回も勝ち負けは必至です。
帰国後は放牧に出されてリフレッシュ。昨年後半は押せ押せのローテーションが続きましたから、この休養も確実にプラスに出そうです。実際に、1週前追い切りは内田騎手がまたがり、上々のタイムを計時。直前も一杯に追われる意欲的な内容で、元気はつらつの動きを見せています。
気性的にポン使いでも結果を出せるタイプ。春のGI戦線をにらむ上でも、このあたりで足踏みはしていられません。