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「エアウィンザー次第」 金鯱賞 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 セントライト記念では、前に行き過ぎたタニノフランケルとそれを早めに追い過ぎたギベオンが大敗してしまいましたが、左回りなら意外な活躍を見せるかもしれません。勿論、前ならダノンプレミアムと言いたい所ですが、9か月振りのレースです。もの凄く不安で、アルアインも左回りでも悪くはないのですが、戦っている所がGIなので、順位で見るのは良くないですが、少し縁が薄いです。

 そうなると、このレースの傾向を考慮すると、前で残るとしたらタニノフランケルが濃厚と言わざるを得ません。産駒で言えば、史上最強馬と言われた14戦全勝(うちGIを10勝)のフランケルと、牝馬で64年振りに日本ダービーを勝ったウオッカの仔で、超が3つぐらい付く良血馬なので、産駒で見れば前残り一択なのですが、成績を見ると不安になります。何れにしても、このレースの傾向としては、前残りが馬券に絡む可能性の高いので、このタニノフランケル、アルアイン、ダノンプレミアムは要注意です。

 それに加えて、実績馬達のリスグラシュー、モズカッチャン、ペルシアンナイトが差し切れるかというレースに見えますが、4連勝中のエアウィンザーがいます。角居厩舎でタニノフランケルと同じ厩舎です。騎手も前残りの上手さが光る武豊騎手です。もしかしたらタニノフランケルに行かせすぎないように、その後ろで後方をガードする作戦を取るかもしれません。そうすれば、セントライト記念の時の様に、タニノフランケルが大逃げするような事にならなければ、最後の直線で少し脚を残せるかもしれません。

 もし、エアウィンザーが2、3番手から最終コーナーで少し外に膨れるように、後方勢を牽制できれば、大外は想定以上に外に膨れて回されるので、リスグラシュー、モズカッチャン、ペルシアンナイトがギリギリ届かないかもしれないです。中京は東京より直線が短いので、コーナーを回ったら直ぐに追い出さないと加速が間に合わず、前が残りやすいのかもしれません。

 角居厩舎は、ウオッカの仔であるタニノフランケルには、本来の実績を残したいと言う思い入れもあると思います。そして、前残りしやすい左利回りで、チャンスだと思っていると思います。このレースには空気を読まないルメール騎手もいません。勝ちに貪欲なデムーロ騎手とA.シュタルケ騎手に追い出しをワンテンポ遅らせる事が出来れば、角居厩舎のワンツーも有り得ると思います。

ワイドBOX 5、8、10、1
ワイドBOX 11、7、5、12

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