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日テレ「恋のから騒ぎ」プロデューサーが女子大生への強制わいせつ容疑で逮捕される

 警視庁麻布署が8月16日までに、大学1年の女子大生(19)をホテルに連れ込み、胸を触るなどのわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ容疑で、日本テレビ社員・小林正典容疑者(46=東京都港区高輪)を逮捕していたことが分かった。

 逮捕容疑は、5日午前2時頃、知人の女子大生を港区のホテルに連れ込み、ベッドに押し倒して胸を触ったり、キスをするなどのわいせつ行為をしたとしている。同日、女子大生が同署に被害届を提出した。

 小林容疑者は「胸は触っていない。キスはしたが、同意の上だった」などと、容疑を否認しているという。

 同署によると、小林容疑者は7月に知人を介して女子大生と知り合った。4日夕方に女子大生と待ち合わせ、ホテル内のラウンジで飲食した後、「もう少し話をしよう」と上層階の客室に連れ込んで、犯行に及んだ。

 小林容疑者は11年3月まで放送された同局の深夜の人気バラエティ番組「恋のから騒ぎ」(司会=明石家さんま)のプロデューサーも務め、同番組では愛の説教部屋で「キモイマン」として出演もしていた。

 日本テレビは「社員が逮捕されたことは遺憾。事実の詳細が明らかになり次第、厳正に対処する」とコメントした。

 「同意の上」を主張する小林容疑者だが、女子大生がなぜ、ホテルの部屋までついて行ったのかとの疑問も残る。今後の捜査の進展に注視する必要がありそうだ。
(蔵元英二)

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