search
とじる
トップ > 社会 > 神戸電鉄助役が駅から現金約1500万円などを盗む

神戸電鉄助役が駅から現金約1500万円などを盗む

 なんとも、とんでもない駅助役がいたものである。

 兵庫県警捜査3課などは7月26日、神戸電鉄湊川駅(同県神戸市兵庫区)の定期券発売所から、現金約1557万円などを盗んだとして、窃盗などの容疑で、同電鉄・鈴蘭台駅助役の新谷輝夫(50)、妻で無職・ちづる(49)両容疑者=いずれも同市北区=を逮捕した。

 輝夫容疑者は「自分一人で盗み、妻は見張り役だった」と供述し、ちづる容疑者も認めているという。

 逮捕容疑は、輝夫容疑者らは4月7日夜から8日早朝にかけ、同電鉄・湊川駅の定期券販売所に侵入し、金庫から売上金約1557万円とパスカード2000枚(約329万円相当)を盗んだとしている。

 県警によると、徳島県徳島市内の公園で26日朝、輝夫容疑者が薬物自殺を図ろうとして、ちづる容疑者が119番通報。徳島県警が2人を保護、病院に搬送し、行方を追っていた兵庫県警の捜査員が逮捕した。

 輝夫容疑者の供述に基づき、兵庫県宍粟市にある、ちづる容疑者の父親の墓の脇の草むらで、ポリ袋に入った現金約900万円も見つかった。

 輝夫容疑者は今年3月まで湊川駅に勤務し、6月からは精神疾患を理由に休職していた。会社には数百万円の借金があったといい、県警は任意で事情を聴いていた。

 同電鉄の人事総務部は、助役の不祥事に「従業員の管理教育を徹底し、信頼回復に努めたい」とコメントしている。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ