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女子初のKO-D無差別級王者、里村明衣子がWWEでも快勝!日本帰りのカイリは圧勝!

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写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間6日、世界の女子スーパースターを集めたトーナメント『メイ・ヤング・クラシック 2018』とNXTを世界配信した。

 先日、DDTプロレスで女子初のKO-D無差別級王者となったセンダイガールズプロレスの里村明衣子。WWEでは日本が誇る“生きる伝説”として「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメントにエントリーし、1回戦でポルトガル出身のキラー・ケリーと対戦した。

 試合前、22年前に当時所属していたGAEA JAPAN(ガイア・ジャパン、2005年に解散)の選手として、のちにWWEが買収した米WCWに参戦していた里村の映像が紹介された。WCWはGAEA JAPANと提携しており、当時WWEのライバル団体だった。「いつかトップレスラーになったら、WWEに参戦して大舞台に立ちたいと思っていた。私がトーナメントに参加することでもっと革命が起こせる」とのコメントとともに、女子ストロングスタイルマスターとして里村は紹介され、入場した。

 試合は、キラーのビックブーツやスープレックスに手こずる場面もあったが、蹴りの連打や側転からのダブルレッグが決まり始めて里村ペースに。さらにオーバーヘッドキックをズバリと決めると、ファンからどよめきが起こった。里村は「行くぞー!」と気合いを入れてからファイヤーマンズキャリーでキラーを担ぐと、そのままデスバレー・ボムを決めてカウント3を奪取。2回戦に駒を進めた。

 先日のWWE大阪公演で「里村さんをはじめ日本の選手は本当に強かったので、配信されるのを楽しみにしててください」と昨年優勝者のカイリ・セインが話していたが、まずはその通りの結果となった。既に決勝以外の試合収録は終えており、WWEネットワークを通じて毎週木曜日に準決勝まで配信される。決勝は日本時間10月29日にWWE史上初の女子のみのPPV『エボリューション』で行われる。NXTに所属した紫雷イオ、里村同様、今トーナメントだけのワンショット契約を結んだ松本浩代の試合も期待ができそうだ。

 WWEのファームブランドNXTのビッグマッチ『テイクオーバー:ブルックリン4』でシェイナ・ベイズラーに勝利し、悲願のNXT女子王座を獲得した“海賊姫”カイリ・セイン。8月31日のWWE大阪公演では王者として凱旋マッチに臨んだカイリは、アメリカNXTではトリッシュ・アンドラと対戦した。カイリはトリッシュのパワー殺法をうまくくぐり抜けると、最後は必殺インセイン・エルボーを決めて3カウント。王者のカイリが圧勝した。

 しかし、試合に勝利したカイリがダンスを披露していると、そこに突然シェイナが登場。シェイナは「せいぜい海賊の宝とかいうファンタジーを楽しんでおけ。私のリマッチ権で船は砲弾を食らうからな」と挑発。続けて「今夜は海賊が泳げるかどうか見てみよう」とカイリにクローズライン。しかし、シェイナをにらみつけたカイリはお返しとばかりに裏拳からのスピアーで撃退すると、たまらずシェイナはリングから退散した。大阪公演での囲み会見でも「シェイナとだからすごい試合ができたと思う。これからも続くでしょうね」と話していたが、2人のベルトをめぐる抗争はしばらく続きそうだ。

取材・文 / どら増田
写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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