今年、メンバーイチの明るい話題といえば、長野博の結婚。記者から「おめでとうございます」と祝福されると、井ノ原は、「なんかあったんすか?」と大ボケ。長野が、「私事でありまして…。ちょっとありまして」と、小さな声で答えると、「あっ、そうなの!? 事務所、通してくんないと」と、井ノ原は記者とメンバーを笑わせた。「通した…」とポツリとつぶやくと、30年以上の友人である坂本昌行が「通したんかい!」と小さくツッコむ場面も見られた。
長野は、妻で女優の白石美帆とはじめて過ごす夫婦の正月だが、「いつもと変わんないと思いますよ。(“紅白”は)家で見てくれると思います」と、意外にも通常モード。井ノ原が「僕らが離しませんからね。家には、帰しませんからね、年明けるまでは」というと、三宅健もうれしそうに、「引きずりまわしてね」と笑いながら続けた。
今年の見どころについては、「2階のステージを大きく使って、お客さまの近くに。あー、2階席でよかったなって思えるようにしたいですけどね」と、井ノ原。
井ノ原にとっては、白組司会のバトンを渡すことになった嵐・相葉雅紀にかんしては、「こないだ会ったときより、貫禄が増してる感じがしました。アドバイスを求められるのかなぁと思ったら、ぜんぜん求められず(笑)。よくよく考えたら、あいつ、(嵐として)5回やってるんだと思って。あっちのほうが、先輩じゃんって。だから、なんの心配もないですね」と、信頼と安堵感を抱いた。
長野は相葉とメル友だったが、「なんらかの事情で(メールアドレスが)変わってたんでしょうね、返って来ちゃって。それを歌番組でいったら、すぐに向こうから来て。今は知ってます」と、グループ間を超えた交流秘話を明かした。
面談では、坂本が「去年は負けちゃったんでね、今年は勝ちます! って」と、相葉が気合を入れていたことも教えてくれた。井ノ原は、「優勝旗を相葉くんに持たしてあげたい」と勝敗にも貪欲だ。
最後に、「来年はV6のコンサート、ありますか?」という質問が飛ぶと、「事務所、通してもらえますか」(井ノ原)。どこまでも達者な“NHK朝の顔”イノッチだった。