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ユニコーンS アベコーはダート3戦無敗のシルクビッグタイム

 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 ダービーは結果的に1番人気のディープスカイが優勝したものの、何かスカッとしません。年明け7戦目の馬が優勝したのは、あのカツラノハイセイコ以来、実に29年ぶりの快挙。ディープスカイはそれほど強い馬なのでしょうか。勝ち時計が良馬場発表のものとしては過去10年の中で一番遅いタイム。ちょうど10年前、1番人気のスペシャルウイークが優勝。稍重馬場で2分25秒8。それより1秒も遅いタイム。ディープスカイに敗れた2着以下の馬が、例年よりもレベルダウンしているように思います。

 考えてみれば、昨年の牡馬陣もレベル的に弱体化していた印象。飛ぶ鳥を落とす勢いだった大種牡馬サンデーサイレンス亡き後、何かが変わり始めてきているのかもしれません。
 さて、東京競馬のメーンは「ユニコーンS」です。ダート1600m。過去10年、逃げ切り勝ちはゼロ。一昨年のナイキアスワーク、昨年のロングプライドは、ともに後方待機から直線一気に追い込んだもの。今年も差し馬の舞台だと判断。そこでシルクビッグタイムに◎を打ちました。
 というのも、2走前のバイオレットSが、あまりにも強烈。重馬場で脚抜きが良く、走りやすい馬場コンディションだったとはいえ、ナンヨーヒルトップ以下を、まるで子供扱いするような圧倒的な強さで楽勝。ダート1400mが1分24秒2。ラスト2Fが11秒8→11秒8。後方待機からアッサリ突き抜けた破壊力は、キャリア2戦の3歳馬とは思えない強烈なパンチ力。ちなみに、同じ日の4歳以上1000万下で優勝したメイショウカルドが、ダート1400mを1分24秒3。古馬1000万を余裕で上回る時計。ラスト3Fの35秒5の強靭な脚も出色ものです。ダートで3戦無敗。何より逃げ、差しを自在に使い分けられるセンスの良さは、今回のメンバーの中でもピカイチ。3カ月ぶりの実戦、初めての距離ということで、株を下げているのであれば、むしろ馬券的に妙味十分です。
 相手はダートも強そうなドリームシグナル。

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