☆アヌラーダプラ
2019年9月22日(日)中山第5R芝1600m戦に出走予定のアヌラーダプラ。馬名の由来は「スリランカ北中部州にある古都名。母名より連想」。牝、鹿毛、2017年4月17日生。美浦・萩原清厩舎。父キングカメハメハ、母ポロンナルワ、母父Rahy。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。半兄には18年全日本2歳優駿(JpnI)で3着となったガルヴィハーラ(父ゴールドアリュール)がおり、半姉には16年阪神JF(GI)で4着のディーパワンサ(父ディープブリランテ)。叔母には16年優駿牝馬(GI)を勝ったシンハライト(父ディープインパクト)や、16年マーメイドS(GIII)を勝ったリラヴァティ(父ゼンノロブロイ)など活躍馬がズラリ。本馬はキングカメハメハ産駒らしいがっちりとしたタイプで、バランスの良い立ち姿をしている。少し前脚の出に硬さがあり、コントロールに難しいところはあるようだが、回転の速いフットワークで良いスピードがある。芝でもやれるだろうが、ダートに魅力を感じる。距離はマイルあたりが良さそうだ。なお、鞍上は三浦皇成騎手。
☆ハナビマンカイ
2019年9月22日(日)阪神第5R芝2000m戦に出走予定のハナビマンカイ。馬名の由来は「花火満開」。牡、芦毛、2017年5月3日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母メジロツボネ、母父スウェプトオーヴァーボード。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は廣崎利洋HD。2018年セレクトセール1歳市場において9072万円(税込)で落札された。全兄には19年日経新春杯(GII)を勝ち、同年天皇賞(春)(GI)で2着となったグローリーヴェイズ(父ディープインパクト)がいる。本馬は現段階ではすらっとした細身の印象だが、5月生まれとまだ幼い部分が多く、その分相当な伸びしろが見込める。バランスが非常に良く、ディープインパクト産駒らしい軽さがある。凛とした顔立ちから操縦性の高さが窺える。ここまで入念に乗り込まれており、初戦から力を出せそうだ。なお、鞍上は北村友一騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。