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神田沙也加が映画『アメイジング・グレイス』の初日あいさつ、熱愛報道にVサインも

 女優の神田沙也加(24)が13日、東京・港区の映画館「シネマート六本木」で、同日公開映画『アメイジング・グレイス〜儚き男たちへの詩〜』の初回上映終了後、ステージに登場。川野浩司監督(38)、出演者の美保純(51)、窪塚俊介(29)、宮田大三(31)と共に、舞台あいさつを行った。

 同作品は、田舎町で育った少年たちの絆を描く暴走族・ヤクザ映画。窪塚、宮田らが不器用な少年を演じ、少年の母(美保)、幼なじみのヒロイン(神田)が2人を見守る。神田が歌う楽曲「Amazing・Grace」は自身初の映画主題歌となり、元プロボクサーの畑山隆則(36)、大嶋宏成(36)も出演。

 あいさつではMCも務めた神田は、赤と白を基調にし、黒でアレンジをしたドレス姿で登場。映画では音大受験を目指す女子高校生役で、撮影は2年前に行われたというが、「映画の中ではギリギリ制服も着られていますが、今じゃ、着られないかもしれないです」と会場を盛り上げた。しかし、美保から「えー、今、だって、アリスちゃんじゃん」とのツッコミが。登壇者のみならず、客席のファンからも「かわいい!」の声があがり、「ありがとうございます」と笑顔で照れていた。

 美保は同作を「男の映画」と語り、窪塚の「刺青姿が似合いすぎていた」と撮影を振り返った。すると、今度は、「それは演出です」と窪塚が照れる場面も。「私はヤンキー世代なのですが、自分のお母さんのお母さんの気持ちになったから、なつかしい感じがした」

 窪塚は、映画の製作を開始するにあたり、ストーリーやエピソードよりも、個性など登場人物たちの存在感に重きが置かれた作品だと感じ、雰囲気を第一に考えて役作りをしたという。「完成したものを見たときのよろこびはひとしおでした」と、映画の出来映えに自信を覗かせた。

 宮田は、「震災後、人間を幅広い目で見ることができるようになりました。映画とは別かもしれませんが、自分がどう生きて、相手をどう思うのかを模索する中で、成長することができ、今、この映画が公開される運びとなり、よかったと思います」と初日を迎えた感想を語った。

 最後に、川野監督が、「震災という大きな出来事があり、“絆”をテーマにするこの映画を、今、公開することに運命的なことがあったのではと感じています」「2人の少年は映画の中で命を燃やして生きていきますが、俺たちもがんばって生きようという思いを込めて作りました」と、ファンにあいさつをした。

 なお、神田沙也加といえば、今年5月にオペラ歌手で俳優の田代万里生(27)との“熱愛”が報じられたが、交際は順調? との報道陣からの問いかけに、神田は、笑顔とVサインで応えた。(竹内みちまろ)

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