しかし、キャバ嬢自身からそういった話題を切り出すことはないので、お客から上手く話を振ってあげると良いだろう。
ただし、オタク話がOKのキャバ嬢だからといって、全ての話題をオタクワールドにするのは避けたほうが無難である。
「どういう男性がタイプ?」
キャバクラの中でお客がよく使う質問だが、これを上手く展開させれば、キャバ嬢の恋愛嗜好を少しずつ探っていける。
恋愛の話題の中で、オタク気質の男性と付き合った経験があるかどうかも聞いておこう。
オタク気質の男性でも恋愛対象に入るキャバ嬢には二つのタイプが挙げられる。
1つめが、キャバ嬢自身がオタク気質であることだ。この場合、はまっているジャンルにもよるが、同じ趣味ということで、より会話が弾みやすい。
2つめが、オタクではないキャバ嬢だが、オタク気質の男性と付き合えるタイプだ。このタイプは、男性に対して優しい性格であることが多く、ルックスにこだわらないと自ら豪語する。もし、そんなキャバ嬢がいたら、友人から恋愛に対してどんな評価をされているのかを聞いておくのも忘れないように。
キャバクラは、お客に対する演出が売りとはいえ、全てのキャバ嬢が完璧に演出上手なわけではない。より突っ込んだ質問を的確におこなうことで、嘘という名の演出をする暇を与えないのだ。
リアルなRPGの舞台をキャバクラに設定して、勇者のような大胆さと賢者のような知恵をキャバクラで発揮してみよう。
(月山 皇)