さて、今週は大井競馬場で「第57回金盃」が行われます。上位2頭には3月13日に船橋競馬場で行われるダイオライト記念への優先出走権が与えられる伝統の一戦です。今年も好メンバーが揃い鎬を削ります。
本命は2か月半の休養を経て戻ってきたノリノリ男・錦戸亮こと◎(4)プーラヴィーダです。昨年4月から6月まで放送された主演ドラマ「パパドル」以来ノリに乗っているイケメン・錦戸亮と同じく、昨年5月の兵庫チャンピオンシップ以降3着以内を外したことがないノリに乗っているイケメンのプーラヴィーダ。そんなところが似ている一人と一頭です。昨年の東京ダービーでは内から馬群を割って2着となりその後3連勝。特に前走の勝島王冠では、重賞であるにもかかわらず直線半ばまで持ったままの競馬で圧勝。それも2着は重賞上位の常連・カキツバタロイヤルですからその強さは本物。馬体重も15kg増えており、それが成長分ですと言わんばかりの筋肉量となっていました。今回の休養で心身ともにリフレッシュされ、さらにパワーアップして帰ってきました。調教では休養前と遜色ない動きを見せており、休み明け初戦から力を発揮できそうです。
対抗はディフェンディングチャンピオンの○(10)トーセンルーチェです。休養前は昨年このレースを勝った時の勢いがなく惜敗続きだった為、放牧に出され立て直しを図りました。その甲斐あってか前走は休み明けで筋肉の張りがもう一つという状態ではありましたが、それでも0秒4差の4着に入ったように力のあるところを見せました。今回は一度使われて馬体に張りが出てきており、状態は間違いなく前走以上です。実力は斤量が示す通りメンバー中トップクラスなので今回は勝負になるでしょう。
▲は前走で勝負強いところをみせた(16)スターシップです。前走の報知グランプリカップでは追い切り本数が少なく、中身が出来ているか半信半疑の状態での出走でしたが、鞍上の好騎乗もあり長く良い脚を使って見事勝利しました。今回は舞台が大井に変わり、長く良い脚を使える本馬にはプラスです。ここ3走重賞で3、2、1着と調子が良いのは明らかなので、中一週で疲れさえなければ上位争いは必至でしょう。
以下△、前走太め残りでも見た目以上に楽勝した(14)トーセンアドミラル、叩き3戦目で実力発揮(12)ツルガオカオウジ、冬場に強く大井では安定して走っている(13)フォーティファイドまで。
◎(4)プーラヴィーダ
○(10)トーセンルーチェ
▲(16)スターシップ
△(14)トーセンアドミラル
△(12)ツルガオカオウジ
△(13)フォーティファイド
買い目
【馬単】3点
(4)→(10)(16)(14)
【3連単】8点
(4)→(10)(16)→(10)(16)(14)(12)(13)
※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリー。