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大阪杯(GII、阪神芝2000メートル、4月5日)マツリダゴッホ 得意の中山を捨てた理由とは!?

 世代交代をそう簡単に許すわけにはいかない。一昨年の有馬記念の覇者マツリダゴッホが、十八番(おはこ)の中山を捨て、敢然と西下してきた。

 当初は日経賞からの復帰を予定していた同馬。「手堅くいくなら実績(重賞5勝)のある中山の日経賞だけど、オーナーから中山以外のコースでもいいレースをしてほしいという要請を受けた」と国枝調教師は明かしたが、そこはリーディング上位の常連厩舎。阪神遠征は勝算があってのことだろう。
 これまで2200〜2500メートルに良績が集中しているものの、札幌記念2着があるように2000メートルも守備範囲。また、前走の有馬記念では「外枠で内に入れず、前に壁をつくれなかった」(蛯名騎手)ために、折り合いを欠き、12着に惨敗した事実がある。距離の短い大阪杯の方がペースが速くなる分、レースがしやすいとみることも可能だ。

 中間は、輸送に弱いことを考慮し、1週前に栗東入り。「香港や札幌への輸送ではかなり体重が減ったけど、今回は減らなかった」と福田調厩員がいうように、課題を無事クリアした。25日にはDWで6F81秒4→64秒2→50秒8→38秒4→13秒0(一杯)の好時計をマーク。この豪快な動きに、「少しムキになっていたけど、これだけできれば十分。環境の変化に弱いタイプなのに今のところ食いもいいし、このままいってくれれば」と同調厩員は笑みを浮かべていた。
 昨秋のジャパンC(4着)で先着を許したディープスカイ(2着)も参戦してくるが、鞍上を武豊騎手に強化して反撃態勢は万全。今後を占う意味でも、まずは先輩GIホースの意地を見せつけたいところだ。

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